内容説明
思索を促す轟音と静寂。スラッジ特有の重厚感にポストロックやシューゲイザー的繊細さを加えたアトモスフェリックな音像を主武器とするポストメタルの様式が完全に確立されていった。
目次
1 AMERICAS(Neurosis あらゆる暗黒音楽の父たる、涅槃に達したポストメタルの始祖;Inter Arma エクストリームメタルの激しさとポストロックの繊細さを融合;ポストメタル≒スラッジ、ポストメタル≒ポストロック ほか)
2 EUROPE(Dvne 煙たい轟音で砂塵を巻き上げるサイケデリックなデザート・メタル;Godflesh 破壊的なビートを操るインダストリアルメタルの金字塔;Jesu 重たくメランコリックな美しさを放射する天上のシューゲイザー ほか)
3 OTHERS(Balina/Dirge/Radiant Archery/DIR EN GREY/kokeshi;lantanaquamara/OVUM;Daymare Recordings~日本のポストメタルの認知を拡げた存在;Tokyo Jupiter Records~ハードコアに根差したレーベル;P-Shirts/瞑想欅/Baan/Cave Sermon/Islands;Lo!/We Lost the Sea;Opium Eater/Remina/Johnny the Boy/Absent in Body;Norna/Final Light/Bipolar Architecture;暗黒は次なる暗黒へと繋がりゆく~Swansの後胤として見るポストメタル)
著者等紹介
近藤知孝[コンドウトモタカ]
怪談好き。音源感想ブログ『むじかほ新館。~音楽彼是雑記~』を運営。パブリブから声をかけていただき、2022年『ポストブラックメタル・ガイドブック』を刊行。ブログをはじめた理由は備忘録を残したかったのと、自分の感じたものをジャンル関係なくアウトプットしたかったから。自発的に音楽を聴き出したきっかけは黒夢。海外の音楽ではじめて買ったCDはRicky Martin。「世界で一番激しい音楽」で検索して出てきたEmperorでメタルに入る。Vampilliaのメンバーが運営していたCDショップで、薦められるがままにポストロックやエレクトロニカを聴き漁った結果、色々拗らせる。今はS.A.Musicに通う日々。最近は怪談イベントによく出没中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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