内容説明
いんちきおもちゃ大図鑑スピンオフ企画!ボクらが愛する未来からやってきた青いネコ型ロボットが大変身!!おもちゃ、ぬいぐるみ、文房具、電気機器、家庭用品、アパレルなど、373種掲載。
目次
1章 どえらいおもちゃ
2章 どえらいフィギュア
3章 どえらいぬいぐるみ、マスコット
4章 どえらい文具、電気機器
5章 どえらい家庭用品、アパレル
番外 海外で見つけたオフィシャルアイテム
著者等紹介
いんちき番長[インチキバンチョウ]
いんちき玩具研究家。世界中の変形玩具を収集していたことをきっかけに、アジアの玩具やオタク文化に興味を持つ。おかげで妻と2人の娘と暮らす一軒家を玩具に乗っ取られてしまった。アジアおもちゃコレクターユニット「アジアン玩具ジェネレーション(通称・アジガン)」としてトークイベントを開催する等、幅広く活動中
加藤アングラ[カトウアングラ]
フリーライター。別名「加藤藏鏡人」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
知らない人はいないネコ型ロボットのパチモン(どえらいもん)のカタログ。え~~?!って思えるほどのインチキなものがわんさか。特にアジア圏に旅行に行くと、どこかしらありますね。著者のコメントが実に絶妙な面白さ。パチモンだけど、眺めているとツボに入り欲しくなる不思議。2022/01/20
猪子
7
アジア圏に売られている怪しいパチモンおもちゃを集めた一冊。元動画はどれか分からないけれど、太鼓叩いてるどえらいモンの顔がパカッと開いてゾウが出てくるのは見たことあるなぁ。オフィシャルアイテムのマックのおもちゃもちょっとアレだと思う…2022/10/09
オノなコマキ
5
図書館本。読友さんのレビューを見て、即借りてみた!本当にどえらいもんのオンパレードに、苦笑とうか、何というか…。某コピーの国のパチモンが大半を占めているが、これ、あきれてものが言えないって感じだった。(^^;) もはや元祖ネコ型ロボットではない?ものもあったり。著者はよくここまで集めたな~と感心するばかりであった。ま、世界中で愛されている証拠?といえばそうなのだが、若干複雑な気持ちが残った本だった。笑2022/01/06
Fumitaka
3
アジア地域のドラえもんの衝撃的なパチモン商品を紹介。何回も出て来るから大陸では「哆啦A夢」で「ドラえもん」らしいと認識してしまった。しかしこう文脈を無視して一つの表象が広がっていくのもミーム化というか、受容史というか、神話というのはこうやって広がっていったのかもしれない。商品ごとに「サイズ」「素材」「どえらいポイント」を紹介している。作者の方は元の作品にちゃんと通じているようで、「あたたか~い目」(p. 109)とか、ウソ800っぽい見た目のカイロ入れとか(p. 120)の記述にそれが見出せる。2022/03/14
siomin
1
青くて丸いネコ型ロボットのキャラクターをモチーフにした商品を紹介した一冊。いやー,面白すぎる。知的財産権的には大問題であるが,裏を返せば世界各地で世代を問わず受け入れられている証拠であり,明らかにうろ覚えの知識で制作されていても,あのネコ型ロボットだとわかってしまう原型の絶妙なデザインもすごいと言わざるを得ない。家にこの本を置いていたら,子たちが新しい漫画だと思ってページをめくっていたけど,中は珍妙なネコ型ロボットばかりだったから仰天していた。2022/01/18