ニッチジャーニー<br> ウクライナ・ファンブック―東スラヴの源泉 中東欧の穴場国

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ウクライナ・ファンブック―東スラヴの源泉 中東欧の穴場国

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908468414
  • NDC分類 293.860
  • Cコード C0026

内容説明

一人あたりGDPがブータンやイラク、フィリピンよりも低い一方、外国人旅行客数はチェコやベルギーを超えて世界26位の人気渡航先に!カラフルに塗り替えられたソ連式アパートの壁画やSNSで話題になった「愛のトンネル」、宮崎駿監督『ナウシカ』と繋がりのある腐海、そして一面のひまわり畑など想像以上に明るく、綺羅びやかな国ウクライナ。かねてから「欧州のパンかご」と呼ばれ、ボルシチ発祥の地であり、ウクライナ産ラーメンが登場するほど美酒美肴なグルメ大国。子音・母音の連続を避ける音重視の響きが美しい言語。バンドゥーラやトレンビータで知られ、記録民謡数世界最大級の音楽大国。PayPalやWhatsAppの創始者を輩出するIT立国で、世界最大の輸送機ムリーヤを製造したアントノウ社の拠点。「自由の人」と呼ばれたコサックの末裔達はマイダン革命を成し遂げ、新大統領ゼレンシキーを選出後、いよいよ成長軌道に乗った!直行便がないのが最大の欠点の、VISAなしで行ける格安天国!

目次

キーウ(キエフ)―東スラヴの文化・宗教・歴史のはじまりの町
リヴィウ―諸民族が作った西ウクライナの中心地
オデーサ―黒海が香り、歴史建築が並び立つ国際都市
ハルキウ―産業と学術が盛んな北東部に位置する第二の都市
チェルニウツィー―ルーマニアに近く、文化・言語の入り混じる街
チェルニヒウ―ルーシ時代の建築物が残るウクライナ第二の古都
ルーツィク―城がシンボルの西ウクライナ最古の都市
リウネ州・愛のトンネル―愛とビールとお城の地方
ドニプロ―ロケット・産業・アートのある川辺の大都市
ザポリッジャ―中洲の拠点で今も鍛えるコサック達〔ほか〕

著者等紹介

平野高志[ヒラノタカシ]
1981年、鳥取県生まれ。東京外国語大学ロシア・東欧課程卒。2013年、リヴィウ国立大学修士課程修了(国際関係学)。2014~18年、在ウクライナ日本国大使館専門調査員。2018年より、ウクルインフォルム通信日本語版編集者。キーウ在住。写真家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoru

87
現在緊迫しているウクライナ情勢だが本著は日本人にあまり馴染みのないウクライナの歴史・文化・政治を多くの写真とともに伝えてくれる素晴らしい一冊。ロシアという強国と西欧の狭間で苦しんだ複雑な歴史を紐解き、誇り高いコサックの伝統を踏まえた音楽や文学を紹介する。首都キーウ(キエフ)やリヴィウなどの都市の写真、美味しそうな料理の数々(ボルシチも実はウクライナ料理)、ビール、ヴィシヴァンカと呼ばれる刺繍など多くの魅力に溢れた国であるのが伝わってくる。横綱大鵬も父はウクライナ人であるそうだ。ロシアとの複雑な→2022/01/03

松本直哉

24
ウクライナへの愛に満ちた一冊。観光名所を紹介する旅行ガイドであるだけでなく、歴史、民族、言語、宗教など広く深く語りつくす。少数民族クリミアタタールについても一章を割いている。2020年出版なので情報も新しい。古代のスキタイや近世のコサックなど独立不羈の遊牧民の精神と、肥沃な農地を持つ農耕民族の精神を合わせもつのがウクライナ人の魅力だろうか。王も貴族ももたず自律的に歩んできた歴史は、大国の圧力にも屈しない強靭な魂を生んだ。短期的にロシアが勝つことがあっても、ウクライナはしぶとく生き残るような気がする。2022/03/24

kochi

21
ウクライナの各地の観光案内に止まらず、言語、宗教、歴史などについても豊富な写真入りで解説する本書。ロシアの侵攻直後に購入し、その一年目前で読む(最近見たTENETの舞台でもある)。情報量の多い主要都市のレストラン等の解説は、なかなか行けないので残念(ボルシチなどのウクライナ料理は本当に美味しそう)なのだが、文化についての説明は非常に参考になり、ウクライナやロシアの関係(宗教や政治を含めて)やこの地域におけるモンゴル帝国やイスラムの影響なども少しは理解できる。しかし、写真の多くの光景が戦火の下にあることが…2023/01/10

イエローバード

18
ウクライナの魅力を、地理も歴史も含めたっぷり紹介したガイドブック。以前ウクライナ関係の仕事をしたとき、資料がなくて苦労したが、これがあの頃あれば完璧だったなというくらいすばらしい。物価は安いし美男美女の国だし、ヴァレニキ食べたいし洞窟修道院行きたいし。ただクリミアの事件以来モスクワからの航空便がなく、すごーく遠い国になったようで残念。いつか行きたいです。2020/09/10

kuukazoo

15
図書館の棚にウクライナ関連の本はなぜかこれだけだった。前半は素敵な旅行ガイドだが後半はウクライナの歴史民族言語宗教文化政治経済etcについて詳述。特に歴史は紀元前から現代まで50ページ近くを割き、ウクライナ史だけでなくクリミア史もカバー。知らないことばかりでとても勉強になった。あれだけ苦難を経てやっと独立国になった歴史や一度主権を失い取り戻すのにかかった長い時間を考えるとそりゃ簡単に降伏できんとも思うが...島国のモノリンガルの民と大陸のバイリンガルの民の意識の隔たりを痛感する。だが日本も他人事ではない。2022/03/13

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