共産趣味インターナショナル<br> ソ連歌謡―共産主義体制下の大衆音楽

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共産趣味インターナショナル
ソ連歌謡―共産主義体制下の大衆音楽

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  • サイズ 46判/ページ数 224p
  • 商品コード 9784908468308
  • Cコード C0073

出版社内容情報

民謡・クラシック・革命歌だけじゃなかった!鉄のカーテンの向こう側でGS・ポップス・ロック・ディスコ等が鳴り響いていた!民謡・クラシック・革命歌だけじゃなかった!



鉄のカーテンの向こう側で

グループサウンズ・ポップス・ロック・ディスコ等

あらゆる音楽が鳴り響いていた!!



リアルタイムでモスクワ放送を聴き、

現地に通い続けた愛好家が約100アーティストを完全解説!!



★イギリスのビートルズ旋風に匹敵するプガチョワの登場

★ソ連のフランク・シナトラ、イオシフ・コブゾン

★ソ連の島倉千代子、ワレンチーナ・トルクノーワ

★スラブとラテンの接点で生まれ育った、ソフィヤ・ロタール

★末期ソ連に登場した朝鮮族のロックスター、ヴィクトル・ツォイ

★「東側」でアイドルになったアメリカ人、ディーン・リード

☆「ソ連で最も有名な外タレ、カレル・ゴット」等のコラムも多数

2……まえがき

4……目次

6……凡例



7……第一章 戦中・戦後を彩ったベテランたち



10……人間味あふれる戦時歌謡、クラウディア・シュリジェンコ

12……戦争経験世代の琴線に触れる、マルク・ベルネス

14……モスクワを歌う、ウラジーミル・トローシン

18……民謡歌手として来日したこともあるソ連の美空ひばり、リュドミラ・ズィキナ

20……貴族の血を引き、ズィキナに決して劣らないオリガ・ヴォロネツ

22……アゼルバイジャンが生んだソ連のダンディー、ムスリム・マゴマエフ

26……ソ連のフランク・シナトラ、イオシフ・コブゾン

30……ブレジネフに好かれたミスター戦勝記念日、レフ・レーシェンコ

34……ミスター・トゥロロロ、エドゥアルド・ヒリ

36……ソ連の島倉千代子、ワレンチーナ・トルクノーワ

38……旧ソ連圏なら誰でも歌える「希望」、アレクサンドラ・パーフムトワ

42……兵と国民を鼓舞する、ユーリイ・ボガチコフ

44……現代ソ連の吟遊詩人、ブラート・オクジャワ

48……ピエーハのおばちゃまと60年代ヨーロピアンサウンド

52……若くして逝き、今も愛されているふたりのアイドル、クリスタリンスカヤとゲルマン

54……「反ユダヤ」のために冷遇されたブロツカヤとヴェディシチェワ

57……コラム ソ連で最も有名な外タレ、カレル・ゴット

59……その他の歌手たち

65……コラム 年に一度の歌の祭典番組「ペースニャ」





67……第二章 「停滞の時代」の停滞しなかった音楽



70……日本の歌謡曲にもありそうな、エフゲーニイ・マルトゥイノフ

72……ソ連版グループサウンズ=ВИАブームを牽引したサマツヴェートゥイ

76……コラム 旅先で出会ったサマツヴェートゥイ

80……イギリスのビートルズ旋風に匹敵するプガチョワの登場

86……コラム 1985 年夏、ハンガリー人にプガチョワのことを尋ねてみた

88……おばさんに囲まれるイケメン、ウラジーミル・ミグーリャ

90……ソ連のジョーン・バエズ、ジャンナ・ビチェフスカヤ

92……パステルナークの詩を歌った物理学者ニキーチン夫妻

96……ダビングを通して叫びがソ連全土に伝わった、ウラジーミル・ヴィソツキイ

102……来日して紅白でも歌った驚異の歌声・アレクサンドル・グラツキイ

104……ソ連版グループサウンズブームを支えたВИА(ヴィア)

106……結婚式の定番曲を作り、要人の孫が率いるスタス・ナミン・グループ

108……ペレストロイカに先駆けて自由で開放的な空気感を体現したマシーナ・ヴレーメニ

110……「ミック・ジャガーとミハイル・バリシニコフの中間」と評されたレオンティエフ

114……宇宙船発射を前に乗員を送る場で流される歌「庭の草」を歌ったゼムリャーネ

118……ビートルズ初期を思わせるセクリェト、意味は秘密

120……ペレストロイカ前夜の歌の数々

123……ソ連解体以後に『ソビエト連邦に生まれて』を歌った愛国者ガズマノフ

127……コラム モスクワ放送





131……第三章 映画の中の音楽



134……モスクワの四季と市井を風情豊かに捉えた映像とその音楽、アンドレイ・ペトロフ

140……現代に蘇ったイワン雷帝のコメディで知られる監督ガイダイの音楽担当ザツェーピン

146……チェブラーシカと大児童合唱団、そして児童歌謡とシャインスキイ

150……コラム チェブラーシカとの擦れ違い

152……芸術表現の締め付けから映画音楽で糧を得ていた現代音楽の巨匠シュニトケ

156……30年代のジャズミュージカル『陽気な連中』から80年代の『我らはジャズから』へ

162……ハチャトゥリヤンに師事したセミクラシカル音楽、ミカエル、タリヴェルディエフ

164……「ジプシー」だけではない、エフゲーニイ・ドガ

166……ロシアの平原と望郷への想いを演じ、歌った俳優、ウラジーミル・イワショフ

168……「惑星ソラリス」だけではない、エドゥアルド・アルテミエフ

171……コラム 音楽は旅の友





173……第四章 ソ連の中の諸民族



176……ラトビアから彗星のごとく登場したソ連のYMO、ゾディアーク

180……ソ連最大のヒットメイカー、パウルスとラトビア

184……モスクワ・オリンピックからエストニア独立への道、ティーニス・ミャーギ

188……ベラルーシのフォークロックの雄、ピェスニャールィ

192……スラブとラテンの接点で生まれ育った、ソフィヤ・ロタール

196……グルジアのふたりの歌姫、ブレグワッゼとグヴェルツィッテリ、そしてオレラ

204……グルジア歌謡界の帝王、ワフタング・キカビッゼ

206……ポップスとイスラムの融合、中央アジア

212……末期ソ連に登場した朝鮮族のロックスター、ヴィクトル・ツォイ

215……「東側」でアイドルになったアメリカ人、ディーン・リード

218……コラム 1983 年12 月、モスクワの国営レコード店の西側音楽



220……地図

221……参考文献

222……あとがき

蒲生昌明[ガモウ マサアキ]
著・文・その他

内容説明

民謡・クラシック・革命歌だけじゃなかった!鉄のカーテンの向こう側で、グループサウンズ・ポップス・ロック・ディスコ等、あらゆる音楽が鳴り響いていた!!リアルタイムでモスクワ放送を聴き、現地に通い続けた愛好家が、約100アーティストを完全解説!!

目次

第1章 戦中・戦後を彩ったベテランたち(人間味あふれる戦時歌謡、クラウディア・シュリジェンコ;戦争経験世代の琴線に触れる、マルク・ベルネス ほか)
第2章 「停滞の時代」の停滞しなかった音楽(日本の歌謡曲にもありそうな、エフゲーニイ・マルトゥイノフ;ソ連版グループサウンズ=ВИАブームを牽引したサマツヴェートゥイ ほか)
第3章 映画の中の音楽(モスクワの四季と市井を風情豊かに捉えた映像とその音楽、アンドレイ・ペトロフ;現代に蘇ったイワン雷帝のコメディで知られる監督ガイダイの音楽担当ザツェーピン ほか)
第4章 ソ連の中の諸民族(ラトビアから彗星のごとく登場したソ連のYMO、ゾディアーク;ソ連最大のヒットメイカー、パウルスとラトビア ほか)

著者等紹介

蒲生昌明[ガモウマサアキ]
1956年浦和市(現さいたま市)生まれ、東洋大学社会学部卒。書店と出版社で勤務の傍ら、ユーラシア各地とりわけソ連東欧諸国への旅を繰り返す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

25
☆4。ううむ、ちょっと失望。ソ連歌謡(ポピュラーミュージック)といいながら、歴史を振り返る様にはなっていない。しかも著者の興味のあるところ中心に書かれているため、オミットされたアーティストも多々あり(まあその辺は「ロシア・ジャズ」というブックレットに詳しいが入手困難)。ソ連に限らずロシア、というくくりにしてくれればもっと良かった・・・。まあでも全ページがカラーなのと、どっから読んでも読める体裁になっているので十分楽しめる本になっていることは間違いない。2019/08/06

sasha

7
凄いわぁ。ソ連時代から日本向けモスクワ放送を聞き続け、ソ連歌謡をリアルタイムで耳にして来た著者だからこ100組ものアーティストを網羅できるんだろうな。本書掲載のアーティストで私が知っているのはプガチョワとコブゾンくらい。それもベテランの域に達してからだものな。著者はソ連崩壊以降のロシア歌謡には興味がないようだが、私は今のロシアン・ポップスも好き。難点なのはロシア語が分からないことだが。2019/01/15

3
1960-80年代のソ連の歌謡アーティストを解説した本。ロシアではなく、民謡でもない。共産圏にはロックやジャズがなかったイメージが一般化しているが、ソ連政権下でのグループサウンズ・ポップス・ロック・ディスコ等は、当時を知る元ソ連人であれば誰でも口ずさめ、アーティストの追悼コンサートは未だに大観衆のもと開かれる。米ソ緊張緩和の頃からBCL趣味を通じてソ連歌謡に親しんだ著者による、アクの強いジャケット写真と当時のソ連旅行の思い出、動画検索のキーワードが付随しながらの解説は、音楽業界人にはできない偏愛に満ちる。2019/04/26

at@n

2
YouTubeなどを検索する際のキーワードが掲載されているので、動画を観ながら読むことができるのが実用的。ソ連ではロックという語が避けられてヴォーカル・インストゥルメンタル・アンサンブル(VIA)と呼ばれていたのが面白い。ジャケットがサイケデリック調だったりするのは西側とも共通性が感じられるし、キューバのヌエヴォー・トルーヴァなど同じものを感じる。2020/11/24

秋津

2
1960~80年代初頭を中心に、歌謡曲や映画音楽といったソ連の大衆音楽を紹介する一冊。ジャケットやアーティストの写真や図版も豊富で音楽の魅力はもちろん、「懐ソ派書記長」と呼ばれている(らしい)筆者の音楽遍歴について、また、音楽を通じたソ連の人々の生活について綴られたエッセイとしても楽しく読んだ。本書で知った『Мой адрес Советский союз(僕の住所はソビエト連邦)』は何度も繰り返し聴いている。予備知識なしでも楽しめる良書。2019/04/10

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