共産趣味インターナショナル
共産テクノ ソ連編

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908468018
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

ソ連内の共和国ごとにアーティストをピックアップしたほか、他の派生するアーティストや文化的背景についても記述。

目次

ソビエト社会主義共和国連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(ヴィチスラーフ・ミシェーリン―ガガーリンも宇宙で聴いたソ連電子音楽のパイオニア;コーラ・ベルドィ―ハバロフスク近郊ナナイ族の口琴テクノ ほか)
ウクライナ・ソビエト社会主義共和国(ディスプレイ―ソ連初のテクノポップという人もいる「ロボット=スーパーマン」でテレビ出演;Ivan Samshit―「Shit(クソ)」なのにロマンティックなテクノ・トリオ ほか)
白ロシア・ソビエト社会主義共和国(ヴェラスィ―白ロシアの歌謡楽団がテクノポップに突然変異)
カザフ・ソビエト社会主義共和国(アルマータ―後に英国チャートで健闘したジャズロック由来のテクノバンド)
エストニア・ソビエト社会主義共和国(トルナード―Kraftwerkをレゲエ・カヴァーしたマリオとルイージ集団;Radar―キューバ、西アフリカにまで遠征、ファンキーレゲエの名曲を残す ほか)
リトアニア・ソビエト社会主義共和国(テイスティス・マカチナス―リトアニア音楽院のクラシック音楽理論教授が突然テクノディスコを発表;アルゴ―試作機シンセサイザー「Vilinus‐5」を実験台にしたスペースディスコ ほか)

著者等紹介

四方宏明[シカタヒロアキ]
1959年京都市生まれ。神戸大学卒。2014年にP&G退社後、(株)conconcom及び(株)WATER DESIGNにてコンサルタントとして活動する。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドとなり、インタビュアー、音楽発掘家としても情報を発信し続けている。研究対象は、「共産テクノ」「中南米テクノ」「世界の渋谷系」等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junichm

4
タイトル通りの共産圏のテクノポップカタログ。詳細なリサーチと情報量は資料的価値無限大! エレクトロニクスを使っていない口琴エスニックミュージックも押さえてあるのが、さらに資料性を上げてある上にセンスが良い。おまけのロシア観光案内、ロシア構造主義ジャケカタログも楽しい隠れ名著だと思います!2016/05/03

yasubei

3
#共産テクノ  ディスクガイドとしてより、ソ連の電子音楽の歴史本として読んだ一冊。面白かったのはラジオノフとチハミロフというミュージシャンへのインタビューで、ソ連で音楽を製作する為の環境としてテープレコーダーやサウンドプロセッサーを完備した「メロディヤ」というスタジオの話。又、MSXのパソコンを用いてゲーム音楽を作成していた話は田中治久の「チップチューンのすべて」に通じるものがあり、そういったゲーム音楽の点からロシア史を語る本があっても良いなと感じた。2019/11/16

きゅうり

2
世の中にはこんな世界もあるんだなぁ2023/03/18

at@n

1
情報量がとても多く、今世界的に盛り上がりつつあるソ連のポストパンクやニューウェイヴの再評価の指針となる書だと思った。ネット検索の際のキリル文字の入力法まで書かれているので、初学者にはありがたい。2020/11/25

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