内容説明
ポルトガルの首都リスボン―。1957年、メトロが地下の印象を一変させた。イスラムの時代につらなるアズレージョ(タイル)装飾をさがして、主要26駅と、街中のタイルをめぐる旅へ。
目次
アエロポルト
オリエンテ
シェラス
ベラ・ヴィスタ
オライアス
アラメダ
カンポ・グランデ
シダーデ・ウニヴェルシタリア
エントレ・カンポス
カンポ・ペケーノ〔ほか〕
著者等紹介
鷹野律子[タカノリツコ]
大阪府出身。陶芸・建築好きが高じて、タイルに魅了される。建築に使われているタイルを探して国内外の街を訪ね歩き、ブログやSNSを通じてその魅力を発信している。陶芸に親しみ、近年ではタイルの制作も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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テト
4
リスボンの地下鉄のアズレージョというタイルを使った駅を彩る美術がとてもきれいだった。昔の写真もありいたって普通の駅だったが、まるで美術館のような大きなものに包まれるような空間となっているようだった。このような統一感のあるディレクションに都市の粋を感じた。いつかは実物をみてみたい。2021/06/23
Lilas
3
懐かしく読んだ。リスボアを旅したのは10年くらい前、のーんびりした良い街だったなあ。アズレージョは外では気にして見ていたけれど、メトロのそれの印象は少ない。旅行者はトラムに乗ることの方が多かったからかもしれない。もったいなかった!2021/05/25