感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
22
姫路にある日本玩具博物館は、土蔵造の6棟に日本をはじめ、世界160の国と地域の玩具資料、約9万点を所蔵する私立博物館とのこと(いつか行ってみたい!)。そのコレクションから選ばれた世界の民芸玩具。大きな写真、文字が目にやさしく、嬉しい。旅行がままならない今、この本を読んでの旅もいいのでは?2021/02/07
月音
2
各国の玩具の素朴で簡素な造形は、時代や人種も超えて驚くほど似通ったものがある。逆に、素材・形などその国ならではの特色もあり、違いを見るのも楽しい。鬼の面や麦藁細工の小箱は並べられるとどれが日本のものか分からず、動物の造形はジャガー、アルマジロなんてものも。これらの玩具を収集し、博物館まで造ったのはなんと普通の会社員の方。柳宗悦が「民藝」(民衆的工藝)として認めなかった玩具も「民衆の美しき手工芸」であるとした見識は素晴らしく、この方は子供の無垢な喜び、家族の愛情と祈りを玩具の美として見出したのだと思う。2023/09/19
takao
2
ふむ2023/01/26
にきゅ
2
図書館。素敵な素敵な本です。私は2019年まで神戸に住んでいたのですが、姫路の日本玩具博物館は行っていません。存在を知らなかったものですから。明石までは定期がありましたから、くやしいです。2022/01/24