目次
徳島県編
高知県編
愛媛県編
香川県編
結願後~その1~88大窪寺→1霊山寺
結願後~その2~高野山
歩き遍路の強い味方 ヘンロ小屋ってどんなところ?
著者等紹介
中野周平[ナカノシュウヘイ]
1989年山口県生まれ。京都大学農学部森林科学科卒、同大学大学院修士課程修了。四国遍路は2016年、18年、20年に計2周半ほど歩いた経験を持つ。現在は岐阜県で果樹園の代表を務めるかたわら、文筆業やイラスト業もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nonpono
54
ショーケンの歩く姿に感化され20代から憧れる四国遍路。昨年から何冊か関連する本を読んでいるが、このガイドブックは買いたくなる。まず手頃な薄さでコンパクト。1日のだいたいの予定が見えてくる。翌日以降の予定もたてやすい。遍路道が立体化してくる感じが良い。先日、NHKで「引きこもり遍路」を放映していた。ひきこもりや人生に迷う人達の歩き遍路の旅。興味を抱き調べたら、微妙に年齢制限でアウトだった。まあ、連れ立っていくようなものではないが、自分の年を自覚して苦笑いした。この本をベースの一つとして、遍路の旅を始めたい。2025/06/12
Go Extreme
3
四国各地にある八十八ヶ所の霊場を結ぶ巡礼の旅 定年退職後の力試し 信仰から祈願へと旅の意味合いが変化 荷物を1グラムでも減らす工夫 へんろころがし 津波避難場所 サイクリングロードが遍路道に指定 これも修行 人生について向き合う時間 刈り込み接待 菩提の道場 松尾峠 宿遍路 海鮮の宝庫 一草庵 俳句ポスト 星ヶ森 打ち込みうどん お遍路病 人生の旅 発心の道場 修行の道場 涅槃の道場 遍路転がし 厚意の上に成り立つ 四国一周 333段の急な石段 遍路石 女体山 楽観的思考とフットワークの軽さ2025/05/10
suntalk
2
著者の本2冊目。2年前の冬に歩いたことを思い出しながら読んだ。自分の歩いた行程と比べてみるため当時のメモを読み返してみると歩き始めの鬱で頑なだった心が歩くにつれ少しずつ解放されていく様子が記されていた。自分は冬に歩いたため出会いの数は限られていたがそれでも道に迷った時には声をかけてくれる人がいて必要な時に大切な言葉をかけてくれる人がいた。この本はイラストや写真が多く歩き遍路のガイドブックとしてはとても読みやすい。四国には心が穏やかになる空気が漂っている。遍路が気になる方は少しの距離でも一度歩いてみて欲しい2025/06/18
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- 和書
- しりとり 安野光雅の絵本