目次
浄瑠璃寺伽藍(境内図)
浄瑠璃寺の湧水
大きな柿の木
参拝の栞
落ち葉が池に沈む頃
神仏習合
小さな山門
一年で一番賑やかな時間
ボンネットバス
当尾~塔が尾根に並ぶ里
塔の独り言
ここは京都なんです
沈没船
祖父の死
慶派の大日さま
そしてこの寺へ:南山城という立ち位置
山里のおもてなし
手間暇がかかるもの
見ているようで〔ほか〕
著者等紹介
佐伯功勝[サエキコウショウ]
昭和36(1961)年生まれ。昭和53(1978)年本山大和西大寺にて得度。昭和58(1983)年佛教大学文学部仏教学科卒業。同年より浄瑠璃寺の寺務と地元福祉作業所の非常勤職員を約10年間兼職。昭和62(1987)年西大寺にて四度加行成満。翌年伝宝灌頂入檀。平成8(1996)年より浄瑠璃寺副住職。平成28(2016)年より住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Y.yamabuki
20
浄瑠璃寺は、個人的にはもう一度訪れたいお寺の筆頭だ。この本はご住職の優しい筆致で、地域のこと、お寺の歴史、手を入れて今のお庭にされたこと等が、綴られている。写真もふんだんに添えられ、例え観光客でも温かく迎えてくださろうとする様子が窺えて嬉しい。ここで育たれたご住職だからこそと思える記述も有り、気持ちが和む。折に触れ読み返したくなる一冊。2025/03/15
かーこ
1
数年前のGWに訪れたことがあります。奈良の有名な巨大寺院とは違い、静かな山里に佇む古刹です。本書は、住職さまの物静かな文面でお寺の四季や歴史だけでなく現代の問題点などが綴られており、美しい写真とも相まって心洗われる思いでした。2024/08/17
ohmi_jin
1
小さいがとても好きなお寺の毎日。2024/02/10
kaz
0
池の掃除をしている時期以外のタイミングで訪問することが大事だということがよくわかる。仏像はいずれも美しい。図書館の内容紹介は『こんこんと水が湧き続ける池。この世に命を送り出す薬師如来様。彼岸へ往く命を迎える阿弥陀如来様…。静かな山里・当尾で千年近い時を刻む浄瑠璃寺の日常を、住職が綴る。写真も掲載』。 2023/11/16
ねむねむ
0
奈良博『聖地 南山城』展の会場で購入 大好きな浄瑠璃寺の様子を思い浮かべながら少しずつ読みました。また四季の行事ごとに読み返したいと思います。 じんべい(じんべえ?)は出てきませんでした。2023/08/06