内容説明
舞台の地へ行くことのできる民話40編。弥生から明治まで、吹田の生きた歴史が面白い。
目次
天神屋敷
試みの観音
血の池
二魂坊の火
泉殿の神主さん
一モクレン
どんじ講
権六おどり
佐井の清水
つなぬき祭
油かけ地蔵
長柄の人柱
じにんの定吉
小女郎稲荷
かまいたち
茂右ェ門さん
釈迦ヶ池の鴨
加多野の山賊
吹田殿
五十狭茅宿祢〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
7
吹田市の本屋でたくさん並んでいる本である。市民グループによる切り絵が挿し絵になっており、まんが日本昔ばなしを、関西弁で語るような本だ。せやから、気持ち良く読めたで。2024/09/21
zeeen
1
民話はその地域の記録であり教訓であり警告でもあり、また土地の特性や歴史も知れて面白い。西園寺公経の吹田殿など吹田がとても栄えていたとは知らなかった。2025/01/31
ekura
0
1984年に吹田市教育委員会から刊行された、同名の本の再刊。著者(故人)は吹田を拠点として、人形劇や紙芝居の活動をしていた、斯界では有名な方。2025/06/02