内容説明
初めてお遍路に行ったのは26歳の春、鬱で休職した時のこと。何かが変わると期待していた。その通り、歩き終える頃にはかなり元気になっていた。そして今回、30歳というキリの良い年齢で生き方や働き方を再考すべく、通し打ちに挑戦し、前回とは違う経験、出会いを得た。自分には、地域の中で自然と触れ合う生き方が合っているのかもしれない。旅の後、僕は山村に引っ越し新たな生活を始めている。出会う人がみんな、とにかく優しかった。お接待をたくさんいただいたり、喋ったりすると元気が出た。こんなに現地の人と関わる旅が現代にもあるんだ、もう他所で旅してもつまらなく感じちゃうだろうな、とさえ思った。その日歩いたお遍路道を手書きMAPで掲載!!
目次
持ち物&装備
一番霊山寺~五番地蔵寺
六番安楽寺~十一番藤井寺
十二番焼山寺
十三番大日寺~十七番井戸寺
十八番恩山寺~十九番立江寺
二十番鶴林寺~二十二番平等寺
二十三番薬王寺
二十四番最御崎寺
二十四番最御崎寺~二十六番金剛頂寺〔ほか〕
著者等紹介
中野周平[ナカノシュウヘイ]
1989年山口県生まれ。京都大学農学部森林科学科卒、同大学大学院修士課程修了。学生最後の夏に2週間かけて四国をまわり、讃岐うどんにハマる。卒業後はシステムエンジニアの仕事、森林土木・調査の仕事を経て、2020年30歳で仕事を辞め四国遍路へ。念願だった通し打ちに挑む。現在は岐阜県に引っ越し、果樹園で働きつつイラストレーターや文筆家としても活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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