内容説明
NY在住25年。烈腕女性ルポライター芝原三千代が6年におよぶ渾身の取材で仕込んだNYフードワールドを一挙公開!!
目次
第1章 地元ならでは
第2章 日常欠かせない飲食
第3章 NYにもある季節感
第4章 民族性を強調する食
第5章 税金と食材
第6章 日本の食NY流
第7章 食の現場で活躍する日本人
第8章 食が災害を癒す
第9章 このニューヨーカーの、この食
著者等紹介
芝原三千代[シバハラミチヨ]
コピーライターとして仕事を始め、ロンドン大学で英語を学んだ後、1989年よりニューヨーク市在住。ニューヨーク外国人記者クラブ会員。食糧経済新聞NY特派員。さまざまな雑誌に取材・寄稿する一方、プライベート・インベスティゲーター(私立探偵)の助手として調査・報告書作成を体験。現在、全米警察擁護財団日本代表委員、シビル・エイド・サービス(香港警察レスキュー部隊の米国非営利団体)栄誉秘書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
2
中国ばかり元気でアメリカ衰退が苦慮される昨今、ニューヨークもそれほどあこがれの地ではなくなった。それでも流行の発信地として、現地に住んで20数年の著者のレポートは食文化に興味のある読者には興味深いだろう。シアトルに負けず、スペシャルティ・コーヒーが人気のマンハッタンでは、バリスタを追求するこだわりのコーヒー・バーが激増している。自然食に不況の波は届かないようで、ホールフーズ・マーケットも大人気。意外なのは、水道水がそのまま飲めるという情報。レストランでは、水道水の1リットル瓶が6ドルでチャージされる。2016/05/15