内容説明
Facebookで150万「いいね!」を獲得した殺処分ゼロを願って作られた手作り絵本、待望の書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
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読メで見つけた本です。私はネットで読みました。とある、とても美しい心を持つワンコちゃんの、とても悲しい『命』のおはなし。ここに描かれてるワンコちゃんは、私たちのとても身近なワンコちゃんです。是非読んで欲しい‼️多くの方に‼️そして、私たちの小さな力を出しあって、この悲しき命を1つずつでも無くしていきましょう‼️🙇 悲しき命を、素晴らしき命として、ずっと共に歩んで行けるように‼️
文庫フリーク@灯れ松明の火
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www.jun-w.com/aruinu201606/aruinu.html 愛犬・愛猫筆頭に【小さな命】の家族、アイコンにする読メユーザーの皆さまに読んで頂きたい絵本。短時間で読めます。まずはリンク先の物語ご賞味下さい。私が、とある理由で畑の一角に穴を掘ろうとした時のこと。「あの栗の木の下は掘るな。我が家にいた猫や犬が埋まっている場所だから」亡きオヤジの言葉です。今、我が家には猫も犬もいません。とても最後まで責任負うことできない為です。なのに千葉県の過疎地域にある我が家には、明らかにオーナーが捨てた→ 2019/01/28
のっち♬
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飼い主の都合によりガス室で殺処分される「ある犬のおはなし」。犬視点で遍歴を辿る構成で、素朴かつ控えめな文章と写実的で細やかな硬筆画で精彩と非情さを重点的に描くことで、テーマの重みと高い浸透性を両立させている。その数は2015年発刊当時で犬猫合わせて12万匹。これは統計次第で何割か開きがあり、昨今は何分の一かに減っているとはいえ未だこうした最期を迎える犬猫が存在することに変わりない。実情だけ描いて終わるのは些か味気ない気もするが。表紙裏には子供達のカラフルなイラストや感想文、モノクロの本編と好コントラスト。2024/02/05
🐾Yoko Omoto🐾
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読み友さんたちのレビューより。こういう作品を読んで、殊更善人ぶった事を言うつもりはないが、家族として生き物を迎え入れるということは、その命に対して重い責任と強い覚悟を必要とするということだとは常々感じている。物言えぬ弱き彼らに対して、その生涯に渡り万全の世話をしてあげられるか、気分次第の可愛がり方になりはしないか、病気をした時には十分な治療を受けさせてやれるか。出来る出来ると言うのは簡単だが、現実に出来ない人が多いからこういう問題が後を絶たないのではないか。少しでも懸念があるならハナから飼ってはいけない。2019/01/29
KAZOO
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私が子供の頃から我が家にはイヌがいました。のでこの本を読むとなぜ飼い主が・・・・、という気持ちが湧き上がり切なくなります。カラーではないので余計心に残る気がしました。日本では年間12万頭のイヌが殺処分ということのようです。天寿を全うできる犬も多いのでしょうが(我が家では3代目で17歳、12歳、現在は6歳です)、犬を売るほうの責任も(半年たって売れないと殺処分)声を上げていかないといけないのでしょう。2019/02/28