出版社内容情報
トランク型のオフィス、折り畳み式のダンボールシェルター、掌の上で噴水を作る指輪、世界最薄のアルミ製テーブル、モバイルな茶室。建築家・黒川紀章が提唱した、移動しながら働き暮らす「ホモ・モーベンス(移動民)」の思想を受け継ぐ鈴木敏彦(工学院大学教授)が、26年間にわたる教育・研究・実践のすべてを「最終講義」として1冊にまとめました。東京のデザイン事務所ATELIER OPAにて杉原有紀と共作する、日本独自の「機能的でコンパクトな美学」を全公開。「建築を持ち運び、家具を空間に変える」という逆転の発想で、国内外のデザイン賞を席巻した数々の名作から、熱海や都心での最新リノベーション事例までを写真で網羅。コロナ禍を経てテレワークが普及した現代、私たちのライフスタイルをモダンに再定義(リデザイン)するための、まさに未来のバイブルです。B6判・640ページのコンパクトかつ圧倒的なボリュームで世界へ発信する、日英バイリンガルです。
【目次】
01 スペースな家具 建築家具/建築の機能を併せ持つ家具
1-1家具であり同時に建築であるプロダクト
必要な時に必要な部屋が現れる「建築家具」
動くキッチンが間取りを変えるHOUSE U
インフィル 動く家
1-2 ニューノーマルの暮らしと仕事
デスク・シェルフ・チェアのオールインワン Foldaway Office
アルミハニカムのテレワークオフィスHOME OFFICE
1-3 折りたたんで持ち歩くかたち
プロペラ・プロダクツ
1-4 働く・食べる・くつろぐ・寝るを詰め込んだトランク
未来の収納 トランクシリーズ
1-5 旅をしながら働くかたち
ラゲッジワークステーション
1-6 素材とモノのかたち
アルミハニカムパネル AHF
アルミ削り出し アルミハニカムテーブル
ソリッドハニカムテーブル
ソリッドハニカムスツール
ソリッドハニカムテープカッター
アルミ押し出し材 線の構成 A WALL
亜鉛合金鋳物DRUM BRACKET
秋田天然杉MAGEWAPPA
熱可塑性ウレタンフィルム キュービックフローター
1-7 場所をつくる光
空間を仕切る光BYOBU lighting
敷物のように広がる光KIRIKOLIGHT
リビングを作る光MAWARIDORO
1-8 身につけるプロダクト
持ち歩ける噴水Fountain Ring
河合継手の指輪 Kawai Tsugite Joint Ring
木製眼鏡と蝶ネクタイcorbu
02 プロダクトな建築
モバイルアーキテクチャー/家具のように動く建築
2-1 スーツケースに詰め込み、持ち運べる建築
持ち運べる一畳の茶室mobile ICHJO
2畳台目の野点mobile 2JO
半畳の立礼席mobile HANJO
2-2 分解・組み立て・輸送可能な建築
モバイルアーキテクチャー 山のアトリエ
素庵 アルミの茶室
水の建築WATER DOME
2-3 車輪のある建築
移動展示空間Modio
キッチン・リビング・寝室を統合した建築家具
エアストリームのコンバージョン
動くカプセル トレーラーカプセル
動くCLT建築 CLTカプセルトレーラー
2-4 ダンボールの建築 一次避難環境の改善
最低限のプライバシー ダンボールシェルター
自立し拡張可能な壁 クロスピラーシステム
長期滞在対応のパーソナルスペース 強化ダンボールシェルター
コロナ禍の避難カプセル ダンボールスリープカプセル
2-5 素材と空間のかたち
アルミハニカムのバーBar Honeycomb Factory
三
目次
01 スペースな家具 建築家具/建築の機能を併せ持つ家具(家具であり同時に建築であるプロダクト;ニューノーマルの暮らしと仕事;折りたたんで持ち歩くかたち;働く・食べる・くつろぐ・寝るを詰め込んだトランク;旅をしながら働くかたち;素材とモノのかたち;場所をつくる光;身につけるプロダクト)
02 プロダクトな建築 モバイルアーキテクチャー/家具のように動く建築(スーツケースに詰め込み、持ち運べる建築;分解・組み立て・輸送可能な建築;車輪のある建築;ダンボールの建築 一次避難環境の改善;素材と空間のかたち;ニューノーマルの暮らし)
著者等紹介
鈴木敏彦[スズキトシヒコ]
建築家・デザイナー。1958年東京生まれ。工学院大学大学院修士課程修了。黒川紀章建築都市設計事務所、フランス新都市開発公社EPA marne、早稲田大学大学院博士課程を経て、1999年東北芸術工科大学助教授、2007年首都大学東京(現東京都立大学)准教授。2010年より工学院大学教授。現在は同大学建築学部教授、北欧建築・デザイン協会副会長、日本フィンランドデザイナ協会理事。グッドデザイン賞中小企業庁長官賞、アジアデザイン大賞グランプリ、レクサスデザインアワード2013など受賞多数
杉原有紀[スギハラユキ]
学術博士・アーティスト。1974年東京生まれ。武蔵野美術大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(学術)。2001年ポーラ美術振興財団若手芸術家在外研究員としてパリ国際芸術都市に滞在。東北芸術工科大学准教授等を務め、2008年より株式会社ATELIER OPA代表取締役。同社代表としてアジアデザイン大賞グランプリ、iFデザインアワード金賞、D&AD賞、ウッドシティTOKYOモデル建築賞最優秀賞など国内外での受賞多数。2025年着物着付け師範。噴水の研究開発により、ジャパン・アート・スカラシップグランプリ(1999)、武蔵野美術大学パリ賞(2001)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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