内容説明
ネットカフェを拠点に「クリーナー」としてSNSの治安を守る雛菊。ストーカー、暴行被害など、事件に関わる人たちの記憶を奪い、その記憶を正体不明の幽霊“クロ”に与えていた。生前の記憶が無いクロを含めて「困っている人」を助けたいと奮闘する雛菊だが、自殺志願コミュニティとの接触と、明かされはじめるクロの死因に翻弄され、自らの正義に疑問を持つ…。記憶への価値観と正義の是非を問う、SNS探偵ファンタジー。
著者等紹介
紙吹みつ葉[カミブキミツバ]
東京都出身。アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科卒業生。2006年ファミ通文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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