柚木沙弥郎 Tomorrow

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  • サイズ A6判/ページ数 144p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784908356322
  • NDC分類 753.8
  • Cコード C0072

内容説明

工芸とアートを横断する独自の作品で知られる染色家・柚木沙弥郎と、インテリアブランド「イデー」でディレクターを務める大島忠智。二人は2012年に出会い意気投合し、足掛け10年の間、物やアートを通して暮らしをよくしようと考えてきました。柚木の型染め作品をインテリアとあわせて展示したり、パリの工房でリトグラフを制作したり、デイリークロスやトートバッグなど手に取りやすいプロダクツを開発したり。柚木作品を通じて豊かな暮らしを提案することを二人は「草の根運動」と呼び、活動の幅を広げています。本書は、柚木と大島がこれまで見出し、これから目指すものを、ライターの森本俊司が取材しまとめたものです。アートと暮らしのよりよい関係を、二人の実践から共に考えてみる一冊です。

目次

第1章 アートと暮らす―柚木沙弥郎その人、その暮らし
第2章 アートをひらく―柚木沙弥郎とイデーの草の根運動
特別対談1 柚木沙弥郎×大島忠智
特別対談2 大島忠智×草刈大介

著者等紹介

大島忠智[オオシマタダトモ]
1998年イデー入社。カフェマネージャー、広報担当を経て、2011年よりバイヤーとして国内外で家具や雑貨の買い付けを行う。インタビューウェブマガジン「LIFECYCLING interview&photo」の企画運営、音楽レーベル「ID´EE Records」を主宰。現在はイデーのディレクターとして、イデーのブランドディレクションも手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

紫羊

14
カバーなし、手触りの良い黄色の装丁に惹かれて手に取った。染色家柚木沙弥郎氏とイデーのディレクター大島忠智氏が取り組む「アートで暮らしをよくしたい」草の根運動について、対談を交えながら紹介されている。ステキだなと憧れる反面、加齢によるパワー低下のせいか、もはや万事適当で易きに流されていく心地良さも捨て難い。そのせいか、「世界(とりわけ北欧)と比べて日本は良いところなし」と意気軒昂な特別対談2にはあまり共感できなかった。2022/05/20

ochatomo

8
2012年12月イデーのディレクター大島忠智さんがウェブマガジン「ライフサイクリング」のインタビューで柚木さんの自宅を訪問し、たくさん並んでいるものたちに惹かれたことから始まった9年間の歩みを、忠智さんと沙弥郎さんの名前からとった(とも・ろう→)「tomorrow」のタイトルで 1章は1人称、2章は3人称と違い、疑問に思っていたら最後の謝辞でライターさんが入っていることに気付く 草刈大介さんとの対談がよかった また私が見た展覧会は最初に染物があってよかったと感じた 2022刊2022/04/06

mizuiro

5
自分で選び、暮らしがよくなり、考えることで、自分だけでなく周りの人たちや環境にも心配りができるようになる(130) 表紙の色、手触りも好み2023/09/19

ササーキー

1
生活を大切にする。アートを日常に。 この感覚、大事だと思いました。2025/01/18

KENT☆

1
考え方がいいなあ。2024/12/22

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