バスキア ザ・ノートブックス

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  • サイズ B5変判/ページ数 304p
  • 商品コード 9784908356117
  • NDC分類 723.53
  • Cコード C0072

内容説明

ドローイングとテキストで埋め尽くされた8冊を完全複製、日本語完全対訳つき。

著者等紹介

ウォルシュ,ラリー[ウォルシュ,ラリー] [Warsh,Larry]
アート界で30年以上のキャリアを持ち、ジャン=ミシェル・バスキアとキース・ヘリングの作品を早くから収集してきたことで知られる。バスキア作品の真贋を鑑定するBasquiat Authentication Committeeでは、1984年の設立当初から2012年の解散までメンバーとして活動。また、2015年にブルックリン美術館を皮切りに始まったジャン=ミシェル・バスキアの「unknown notebooks(知られざるノートブックス)」展では指揮を執った。ミュージアム・マガジンズを創刊した後、過去10年間に渡り、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、艾未未(アイ・ウェイウェイ)の作品に関するオリジナル・モノグラフなど数多くの出版事業に携わってきた

河野晴子[コウノハルコ]
資生堂ギャラリーキュレーターを経て、現在は美術を専門とする翻訳家、ライター。国内外の美術書や展覧会カタログの翻訳と編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドン•マルロー

15
バスキアの手記であるらしい。これを散文詩と呼べるのかどうかわからないが、とにかく刺激的な文字群であることは間違いない。「ゴキブリの卵」というパワーワード。日常に疲弊しているあなたにこそ必要な言葉が、ここにあるにちがいない。瓦解し、意味を失ったことでかえって意味性を回復した言葉たちが、糖分のように疲弊した意識に浸透することだろう。シュールであるがシュールでない。シュルレアリストたちはシュールであるという現実を超えることはできなかった。こんなに繊細で、剥き出しでプリミティブな言葉とはそう出会えるものではない。2020/02/11

nemunemuanyo

9
彼がstrokesを聴いていて そのジャケットがバスキアだった それでバスキアについて興味を覚え読んでみた 実際のノートを纏めてあり ページにぎっしりと文字を書き連ねている訳ではなく 思惑のような詩篇のような言葉が 余白たっぷりに書かれている 手書きの文字に私はとても惹かれてしまう 心の中枢部のような剥き出しの感性は 見る者を不意に知らないどこかへ連れ去ってしまう 2020/09/20

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