あやかしの深川―受け継がれる怪異な土地の物語

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あやかしの深川―受け継がれる怪異な土地の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908260056
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

三遊亭円朝、谷崎潤一郎から宮部みゆきまで。深川に魅せられた文豪たちの「怪異」アンソロジー。「深川七不思議」のカラー口絵付き。江戸東京怪談史の観点から、「深川」の歴史と魅力を集大成する本邦初の深川「怪異」アンソロジー。



近年、カフェの街として注目を集める深川。朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』の舞台としてもお馴染みのこの街には、じつは江戸の昔から受け継がれている「土地の記憶」があります。本書では、「怪異」という言葉をキーワードとして、多くの文学作品のなかに残る深川の「土地の記憶」を辿っていきます。



また、これまであまり知られていなかった「深川七不思議」についての貴重な文献も収録したほか、「深川七不思議」の世界を再現した浮世絵風の木版画もカラー口絵で紹介しています。



三遊亭円朝をはじめ、谷崎潤一郎や永井荷風など古今の文豪たちが織り成す、深川という「怪異」の世界をお楽しみください。

[口絵]深川七不思議  北葛飾狸狐・三木淳史



まえがき  東雅夫



深川七不思議  松川碧泉



深川七不思議  伊東潮花(口演) 門賀美央子(抄訳)



刺青  谷崎潤一郎



鵺の来歴  日影丈吉



時雨鬼  宮部みゆき



深川浅景  泉鏡花



深川の散歩  永井荷風



永代橋と深川八幡  種村季弘



鶴屋南北の町  今尾哲也



怪談阿三の森  三遊亭円朝



赤坂与力の妻亡霊の事  根岸鎮衛



海嘯が生んだ怪談  矢田挿雲



海坊主  田辺貞之助



崎川橋にて  加門七海



編者解説  東雅夫

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」編集長を経て、「幽」編集顧問。『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞受賞。『江戸東京 怪談文学散歩』ほか著書、編纂書多数。

内容説明

三遊亭円朝、谷崎、荷風、鏡花、宮部みゆき…古今の文豪たちが魅かれ、愛したあやかしの街。江戸東京怪談史の観点から「深川」の歴史と魅力を集大成。本邦初の深川「怪異」アンソロジー。

著者等紹介

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」編集長を経て、「幽」編集顧問。『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

49
深川というと掘割の中を緑色に濁った水が、流れることなく溜まっているようなイメージを持っている。本書はそんな深川に関する文書を集めた一冊。冒頭の深川七不思議から、ふいと川向こうの異界へと引き込まれる気分にさせられる。その後も小説、紀行文、怪談と文章の妙によってそれは高められていき、気が付くとあら不思議、東京の一地区がこの世ならぬ世界へと変貌していた。惜しらむは地理に暗く、地名の連なりを十全に理解できなかった事かなあ。それにしても深川に限らず東京下町は、江戸に通じるトンネルをそこらに備えている気がする。2016/12/01

てっちゃん

4
東京・深川を舞台にしたアンソロジー。本所七不思議は知ってたけど、深川七不思議というのは知らなかった。泉鏡花「深川浅景」も雰囲気満点読み応えがあったし、最後の加門七海さんの新作の短編が嬉しかった。2016/09/14

紅独歩

2
まず口開けは、本所ならぬ「深川七不思議」。これがまた随分と生々しいものが多い。それらを組み合わせた口演(抄)、深川を舞台にした小説、ぶらりと散策するエッセイと続く。きわどいところまで踏み込んだ深川論、名人の怪談噺等々、深川めしのようにかっこんでとはいかないほどのボリュームを楽しめます。読了後は小名木川の流れも違った色に映るかも。2016/08/27

夏ユキ

1
×2018/08/01

yu-cha

1
古今東西…場所は、本所深川限定だから古今だけ、か…ちょっと怖い話アンソロジー。 宮部みゆきに釣られたのだけど、こういうのはやっぱり、泉鏡花や谷崎が映える。 思いがけない出会いをくれるのが、アンソロジーの醍醐味。2016/12/05

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