内容説明
にぎやかな町の音。ピアノのひびき。赤ちゃんの泣き声。音はどうして聞こえるんだろう?声はどのようにして出るのだろう?アレックはきょうみしんしんでした…。電話の発明で知られるベルを子ども時代から描いた伝記絵本。発明家、教育者としての活躍と大きく変わる時代の流れをいきいきと描き出します。
著者等紹介
フレイザー,メアリー・アン[フレイザー,メアリーアン] [Fraser,Mary Ann]
物語やノンフィクションの挿絵画家として、また、著者としても活躍し、これまで60冊以上の児童書を出版。現在、南カリフォルニアで家族と暮らす
おびかゆうこ[オビカユウコ]
小比賀優子。東京生まれ。国際基督教大学語学科卒。出版社勤務、ドイツ留学を経て、子どもの本の翻訳や創作にたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
女子の科学者系の本はすぐに手に取るのに、まったく興味を示さず。オカン的にはすごく楽しかったんだけどな。まったく…。2020/09/10
booklight
26
ベルといえばエジソンと電話発明特許競争の勝利者、というぐらいしか認識がなかったが、色々と目から鱗。母親が耳が悪く、そんな人のために色々な補聴器を考えていたら電話ができたというエピソードや、他にも多くの特許を持っている発明家だったこともびっくり。また時代背景もしっかりと書かれている絵本なので、当時の発明家が活躍していた熱気が伝わってきた。今の時代のAIやロボットやITみたいな熱気を感じて、逆にそうか、今、この時代に生きているならそういった時代を味合わないと、と思った。2019/01/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
電話の発明家アレクサンダー・グラハム・ベルの伝記絵本。『ぼくとベルさん』よりも小さい子向き。見返しに電話機の歴史が載っています。(1876年~1989年まで)生涯で31もの特許を取得したベル、自分が面白いと思う事を追求し行動にうつす人だったんですね。あとがきで紹介された本も是非読んでみたいです。2019/09/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
小学校3年生の『読書カードを作ろう』の単元で、伝記絵本と物語絵本(秋に絞って)から1冊づつ読めるように選本し、授業時間にブックトークしました。2020/11/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
6年生ブックトーク授業【テーマ 伝記】冬休み前のブックトークで、長めの本を読んでもらったので、今回は絵本を中心に選書。『ぼくとベルさん』PHP研究所、も関連本として紹介。2020/01/22
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