アメリカで感じる静かな「パープル革命」の進行とトランプ大統領誕生の理由

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908184130
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0036

出版社内容情報

マスコミが報道しない、専門家も語れない、オバマ政権下、アメリカ18州で過ごした政府の裏側を知る元・日本人が語る、今のアメリ…明日はわが身!

アメリカの絶望が日本にも忍び寄る。



この本を読まずして、日本人はアメリカ人とは付き合えない!



マスコミが報道しない、専門家も語れない、今のアメリカの本当の姿



オバマ政権下、アメリカ18州で過ごした政府の裏側を知る元・日本人が語る、本当のアメリカ。市民たちが静かに起こす「パープル革命」がトランプ政権の「希望」になる!



リベラル支持の大手メディアの報道だけを信じていたらわからない真実。「なぜ、ヒラリー・クリントンは負けたのか」「トランプって報道されているようなひどい人間なのか」「メディアの報道とは違う、トランプの支持者たち」「中産階級を疲労困憊させたオバマ・ケア」など、今のアメリカとアメリカ人を知るための一冊。

はじめに



第1章 アメリカンドリームは消えていた――

 正解がない旅へ/輝いて見えた「アメリカ」/まったく見えていなかったアメリカの「絶望」/フードスタンプ協奏曲/単に働かないのか、働けないのか――負のサイクル/救急病院に行ったのに、待たされすぎて「死にかける」/アメリカの疲れた実像 



第2章 歪んだアメリカの政治とメディア――

 政府がサポートする不思議な支援先/政治とお金の不都合な真実/中産階級の悲鳴/壊れた保険制度「オバマ・ケア」/リベラルを後押しするアメリカ・メディア/世の中の理不尽に声を上げる「出入り禁止」のベストセラー作家たち/トランプ大統領がメディアの妨害に負けなかった理由と問われる報道の使命/ヒラリーは選挙のスターではなかった



第3章 富の偏在とその功罪――

 「正義の味方」サンダースと学生ローンで儲けるアメリカ連邦政府/民主社会主義の「ユートピア」を夢見た若者たち/「空席の国会演説」とワシントンを逃げ出した世界銀行員/1パーセントの人だけが儲かる不公平のメカニズム/ヒラリーが自ら作ってしまった「ガラスの天井」



第4章 大統領選挙によって分断されたアメリカ――

 「国家の分断」助長させているメディア/増えているホッキョクグマの謎/ヒラリーが敗れて、町中がお葬式ムードに/トランプ大統領就任反対デモ参加への「バイト」はいかがですか?/「隠れトランプ」は、なぜトランプを選択したのか/民主主義の最後の砦「連邦最高裁判所」を守るために/人々は悲しんでいる、そして変わろうとしている



第5章 トランプ大統領という「狂気」と政権のゆくえ――

 トランプ劇場/嫌われ者に徹したトランプ大統領の作戦/あえて「狂気」を選択する/トランプ大統領は、本当に「最低の人間」なのか/トランプ政権で、戦争リスクが減る理由/ヒラリーの汚点――中東の混乱を招いたのは誰なのか/「メキシコの国境に壁」は良い政策? トランプを支持した国境警備隊/政治をめぐる二つの価値観/トランプ政権のゆくえ



第6章 愛する日本、愛するアメリカ――

 「3・11」を知らない私/“Unite Again”(もう一度、一つになろう)/「トランプ支持者の街」を旅して/エージェンティックとコミュニオン―――「社会のために自分を活かす」という生き方



あとがき――半径5メートル以内の幸せ

ジュンコ・グッドイヤー[ジュンコ グッドイヤー]
ジュンコ・グッドイヤー (Junko Goodyear)

1971年生まれ。青山学院大学卒業。
テレビ番組、コマーシャルなどの映像コーディネーターとして活動後、1998年、宝塚歌劇団香港公演の制作に参加。それを機にプロデューサーに転身。株式会社ブルースカイエンターテインメント、株式会社MJコンテスなどの代表として、ネバダ州立大学公認のピラティススタジオ日本進出やアスリートのためのメンタルトレーニング事業、2007年に行われた松任谷由実の 「ユーミン・スペクタクル シャングリラ?」をはじめとする国内外の舞台・イベント制作など、さまざまな事業を展開。
これまでにベストセラー数冊を含む50作品以上の書籍、20タイトル近いDVD作品を企画、プロデュースしている。
2010年に生活の拠点をアメリカに移し、現在ワシントン州シアトル近郊に在住。クリエイティブ&コミュニケーションエージェンシー、Agentic LLCの代表として、アメリカ、日本を中心に事業を展開している。
現在、「大切なものが、すべて半径5メートル以内にあることに気づこう」というメッ…

内容説明

明日はわが身!アメリカの絶望が日本にも忍び寄る。オバマ政権下、アメリカの18州で過ごした政府の裏側を知る元・日本人が語る、本当のアメリカ。市民たちが静かに起こす「パープル革命」がトランプ政権の「希望」になる!

目次

第1章 アメリカンドリームは消えていた
第2章 歪んだアメリカの政治とメディア
第3章 富の偏在とその功罪
第4章 大統領選挙によって分断されたアメリカ
第5章 トランプ大統領という「狂気」と政権のゆくえ
第6章 愛する日本、愛するアメリカ

著者等紹介

グッドイヤー,ジュンコ[グッドイヤー,ジュンコ] [Goodyear,Junko]
1971年生まれ。青山学院大学卒業。テレビ番組、コマーシャルなどの映像コーディネーターとして活動後、1998年、宝塚歌劇団香港公演の制作に参加。それを機にプロデューサーに転身。株式会社ブルースカイエンターテインメント、株式会社MJコンテスなどの代表として、さまざまな事業を展開。2010年に生活の拠点をアメリカに移し、現在ワシントン州シアトル近郊に在住。クリエイティブ&コミュニケーションエージェンシー、Agentic LLCの代表として、アメリカ、日本を中心に事業を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひと

11
Brexitとトランプ大統領という2016年に衝撃を受けた二大選挙。事前の報道ではあり得なかったはずの結果が続いたことで、マスコミ報道はこれまで以上に真実を伝えていないのではないか、世論への影響力を失っているのではないかと感じました。では真実は? 米国人と結婚し著者が、各地で生活して目にしてきた米国の姿を率直な感想とともに語っていて、真の姿を垣間見ることができた気がします。普段耳にする、カリフォルニアやマサチューセッツ、NYでの意見とは違う現実が見えました。日本にとっても遠い話ではないと感じます。2017/02/21

ぎゃり粉(ぎゃりこ)

5
おもしろかった。 まず、アメリカへ移住し、さらに国内を転々とした著者によるアメリカの内から見える景色の話が興味深かった。世の中がいくら情報化社会としてあらゆる情報がインターネットに溢れたとしても、その「実際」とは程遠いのだと実感する。もちろん、それが真実であるとして。 アメリカではあらゆる事象が二極化するようになっているのだと感じた。これは本書を読む前から漠然とそう感じていたことで、ある意味で答え合わせになったと思う。陰謀論ではないが、日本にとってこれは他山の石。2022/12/07

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