目次
第1部 “インクルージョン”の福祉学の仕事と調査方法(“インクルージョン”を促進する文化要素―受け入れ、受け入れられる当事者としての一考察;運動機能障害をもつ市民の余暇スポーツと社会的支援サービス―スウェーデンにおけるフィールド探索調査をもとにして;ろう者に対するダンス指導に関する研究―枚方市聴力障害者協会のメンバーとのフィールド実験調査をもとにして;フィールド探索調査とは何か)
第2部 「人間の共生」の理解のために(「生きものの共生」と「人間の共生」;人権の意味と権利のために訴える活動(権利擁護活動)
人間の「ちがい」と「しょうがい」―障害の概念についての一考察
用語としての「偏見」と「差別」―ひとつの使い方の紹介 ほか)
著者等紹介
橋本義郎[ハシモトヨシロウ]
大阪国際大学人間科学部・教員。1954年、大阪府守口市生まれ。京都YMCAの職員として語学教育や野外活動の企画・指導にたずさわった後にアメリカ合州国に留学し、社会学と社会事業学を学びつつ、夏期にはキャンプカウンセラーとして働く。1981年にアイオワ大学社会事業大学院修士課程を修了(専攻は社会開発)。その翌年から大学に勤務。1999年8月から2000年の3月まではスウェーデンに滞在し、メーラルダーレン大学福祉研究所に客員研究員として勤務した。現在、大台ケ原山系にある山村「川上村」をフィールドにして自然生活における「人間の共生」をテーマとしたフィールド調査をおこないつつ、“インタプリター”―自然・文化環境の案内解説者―の見習いをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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