内容説明
テロとポピュリズムによるクーデターという実態!勝者による歴史解釈・薩長史観を排し、真実の明治維新史を読み解く。
目次
第1章 近代日本は徳川幕府がつくった(近代日本の基礎をつくったのは、老中首座・阿部正弘の大改革;堀田正睦の開国政策に強硬姿勢をとった孝明天皇 ほか)
第2章 薩長土のテロが時代を動かした(攘夷はいかに、日本全体の国論となっていったのか;当初、テロリズムに走った「維新のヒーロー」たち ほか)
第3章 幕府が開明派で、薩長こそが守旧派だった(吉田松陰と長州の尊皇攘夷グループ;藩と対立しながら拡大していった薩摩の尊皇攘夷派 ほか)
第4章 明治新政府を支えたのは旧幕臣たちだった(日本の近代化に貢献した欧米留学生たち;文明開化に大きく寄与した岩倉使節団 ほか)
第5章 江戸時代の遺産が、日本社会を形づくっている(勤勉革命による江戸時代の高度成長期;富の集中がない社会の原型は、江戸時代につくられた ほか)
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
ボタン
Akio Kudo
入江・ろばーと