自意識と創り出す思考

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自意識と創り出す思考

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  • サイズ 46判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908148170
  • NDC分類 159
  • Cコード C0034

出版社内容情報

自意識(アイデンティティ)の問題が、望む人生を創り出す能力をいかに妨げるかを紐解いていく画期的な本。自意識(アイデンティティ)の問題が、望む人生を創り出す能力をいかに妨げるかを紐解いていく画期的な本。

本書は、自己啓発ムーブメントにおけるポジティブ思考や自己肯定感(セルフエスティーム)を高めることがブーメラン効果となり、人々が成功を創り出すことを困難にすることを明らかにしています。

著者は、「あなた自身について」考えることが重要ではなく、「あなたが創り出したい成果」にフォーカスすることが重要だと言います。実際に、自分自身ではなく、自分が望む成果に集中すればするほど、学び、成長し、必要なスキルを開発し、最も重要なことを生み出すことができます。本書は、みなさんが本当に望む人生を創り出すための重要な羅針盤となるでしょう。

創造という名の冒険の世界

日本の読者のみなさんへ

第1章 自意識(アイデンティティ)

 成功は自己肯定感(セルフエスティーム)がもたらしたものではない

 人類を悩ませ続けるもの

 自己啓発業界の罪

 ふたつの戦略

 大物(グル)たちの誤り

 誤った測定指標

 好きか嫌いかは選択できない

 自意識(アイデンティティ)の諸問題

 社会からの間違った働きかけ

第2章 「理想」と「嫌な思い込み(ビリーフ)」

 理想はかなうのか

 人は信用ならないのか

 理想はどこから来るのか

 嫌な思い込みを見つける

 理想・思い込み・現実の葛藤

 レディ・ガガの涙と嫌な思い込み

 革命が始まる

第3章 あなたは誰?

 エコノミストの侮辱

 あなたは誰? それを知ってどうするの?

 自分を定義することの不毛さ

 自分が何者かなどと問うのをやめる

第4章 目に見えない構造

 構造が人生を決定する  

 根底にある構造とパターン

 遺伝でも教育でも宿命でもない

 構造とは何か

 ベルヌーイの定理――緊張解消システム

 弓矢の原理――緊張構造

 理想と嫌な思い込み

 勝ち組という自意識

 嫌な思い込みは消えない

 自分をどう思うかは関係ない

第5章 ポジティブ思考は有害だ

 自分に嘘をついていたくはない

 アファメーションのブーメラン効果

 ポジティブ思考で駐車スペースは見つかるのか

 信仰と自意識

 観念という寄生虫

 人生のパターンを一新する

 考えと現実が対立するとき

第6章 構造が変われば行動が変わる

 マシュマロ実験

 葛藤の操作

 意志の操作

 構造を新たにする

 プライマリー選択とセカンダリー選択

第7章 内なる脅威

 サイレントキラー

 ストレス反応のメカニズム

 理想・思い込み・現実の葛藤が心身を蝕む

 理想を脅かされるストレスは消えない

 自意識とストレス反応

 構造を変えれば生きる活力を取り戻せる

第8章 才能と完璧さ(パーフェクション)という思い違い

 完璧な人間とは誰のことか

 プラトンの理想

 完璧さという幻想

 不完全さを愛でる

 才能を使い果たしたい

 自意識と才能

 才能を活かす義務があるのか―自由と義務のせめぎ合い

第9章 役割とステレオタイプ

「男なら」こうあるべきだ

 ジェンダーロール(性役割)と自意識

 ブラジャーがたくさん燃やされたあとで

 性別は自由を妨げる理由にはならない

第10章 自分の存在を正当化しようとする過ち

 存在証明という「善行積立」

 役立たずの人間には価値がないのか

 人生に必要のない重荷

 自分の存在を正当化することはできない

第11章 創作者と創作物

 プロフェッショナルとして生計を立てる人たち

 創作者にフォーカスする

 投資対効果メンタリティが阻むもの

 創作物にフォーカスする

 素晴らしいことは全てそれ自身のためになされる

 成功と失敗と自意識

 フォーカスを移す

第12章 自分自身を追いつめる

 嫌な思い込みを増幅する人たち

 葛藤の操作、再び

 客観的な批判と主観的な批判

 自分を操作する

第13章 自意識と偏見

 カテゴリー思考

 部族主義的な対立

 過激化する人たち

 帰属集団と自意識

 オーケストラへようこそ

 見た目で分類してしまう

 医師も例外ではない

 無知

 自意識と偏見

第14章 自意識が肥満を生む

 肥満は価値を下げる?

 埋め合わせ作戦

 フォーカスを自分から成果に向ける

 これまでとこれから

第15章 広告に踊らされる自意識

 広告と自意識

 例の顔つきは本物か

 自意識のために卵をひとつ足す

 自意識と成果

第16章 個人と社会

 自意識と社会的地位

 離れていながらともにいる

 ダークサイドの正体

 独りで、ともにいること

 社会の中の一個人

第17章 教育やトレーニング、コーチング、コンサルティング、セラピーの場合

 教えることと教わることのからみ合い

 芸術やスポーツの伝統

 2種類の援助

第18章 ふたつの世界

 自意識に囚われない世界

 モンスターたちとの戦いを終わらせる

 学習と脱学習(アンラーン)

 メタノイア

終章 真の創造プロセスに向かって

謝辞

訳者あとがき

用語集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

21
要約すれば「我(自意識)を忘れて”志”や”価値観”にフォーカスせよ」ということ。多くの自己啓発本には”自己肯定感を持て”とか”自分を愛そう”と書いてあるが、成功者たちは自分のことをそれほど愛しているわけではない。成功できない我々は”理想”と”嫌なビリーフ”の間の緊張関係の中で揺り戻しに苦しんでいる。この緊張関係の構造を変えて、”成果のビジョン”と”今の現実”との緊張関係に変更できれば前進できる。確かにそうだしても緊張関係を変えるにはどうしたらよいかまではわからない。後はセミナーへ参加ということなのだろう。2019/08/16

テツ

16
アイデンティティにまつわる諸々が人生のテーマになったことがないので完全に他人事だったけれど興味深い内容でした。自分の内側にではなく、視点は外側へ。内側に渦巻き自らを形成する(と思い込んでいる)ありとあらゆるモヤモヤではなく、自分自身の働きかけにより外側に起きた結果を、成果を、しっかりと観察する。自己を構築するために必要なのは自分の奥底を沈み込むことではなく、外側をしっかりと意識して関わり続けていくこと。2023/04/16

アカツキ

8
「自分は何者なのか」ではなく、「自分にとって大切なことをどれだけ創り出せているか」にフォーカスを移そう。(p.29)自己啓発系でよくある「自分を愛そう」「ポジティブ思考」を否定。辛辣さも相まって新鮮な印象を受けたけれど、自意識の横やりを受け流して目標に集中するための具体的な方法まで触れられていないような…。目の前のことに集中しなさい、ということかな。2019/04/18

うららんぼう

6
自分を変えられない人は「揺り戻しパターン」に陥っており、そのパターンから抜け出すには、フォーカスを「自分をどう思うか」から、「自分に何を望むか」「創り出したい成果」に移すことが肝要とのこと。他の本でも挙げられているような研究結果を持ち出し、自己肯定感を高くすることを否定する。確かに自己肯定感を高める努力をするだけではダメなのはわかるが、その先の具体的なアクションプランについて明示しておらず消化不良。結局「ありのままの今の自分を認めつつ、望む成果に向けて前向きな努力が必要」という当たり前の結論に行きつく。2019/03/11

SGM

6
★☆☆斜め読み。いまひとつ。要は目的本位(目的を目指して生きる)ということ。本著でいえば目的は創作物と言い換えられるかな。2018/11/18

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