感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ohe Hiroyuki
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昭和24年に刊行された書籍の復刊である。神道には教義・経典がないとよく言われるが、古事記や日本書紀などの記載を参考しながら、神道の目的、神など様々な事項について語る一冊。▼本書を読んで有意義だったのは、神道は死を穢れとして扱うが、それは一体何故かという点に触れている点である。また、改めて言葉(言霊)の重みを感じる次第である▼なかなか理解(体感)するのは難しい内容が多いが、折を見て読み直すと考えるところがあるように思う。手元に置いておくのは有益な書籍である。2024/08/02