内容説明
本書はトランプゲームの初期の歴史について明らかにすることを目的としている。もう少し具体的に述べると主に15世紀から17世紀前半にかけてのトランプゲームを取り上げ、どのようなルールで行われたものなのか考察する。加えてトランプゲームとその変遷の歴史について、主にゲームのシステムの視点から概観する。トランプの歴史についてカードの観点から述べた書物は多いが、ルールおよびそのシステムを軸としたものは極めて少ない。本書はそれに対する試みである。併せてそうしたゲームが当時の人々にとってどのような存在だったのかについても可能な限り考察を加えたいと思う。
目次
序章 ゲームを復元するということ
第1章 バーゼル、1377年
第2章 ゲームとしてのタロット
第3章 変容する切り札
第4章 スペインの勝利
第5章 辻褄合せ
第6章 スコットランドの宮廷から
第7章 ビッドの誕生
著者等紹介
黒宮公彦[クロミヤキミヒコ]
1971年三重県生まれ。京都大学文学部卒。学生時代に世界各地の伝統的なカードゲームに興味を持つようになり、以来ルールについて調べている。The International Playing‐Card Society会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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