梅津庸一ラムからマトン

梅津 庸一【編著】

アートダイバー（2015/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 95p／高さ 20cm
• 商品コード 9784908122033

目次

ラムからマトン
美術予備校とヴィジュアル系
蒙古斑と美術の余白
演劇ではなく絵画である
梅津庸一論―アップデートする「美術」＝フェティシズムの空間
無数の筆触が「私」を構成する―梅津庸一の作品（２００５‐２０１５）
梅津庸一のアトリエ観察から
鏡とアザと花粉と―梅津庸一と美術史の亡霊たち
優等生の蒙古斑

著者等紹介

梅津庸一［ウメツヨウイチ］
１９８２年生まれ。２００５年東京造形大学絵画科卒業。受賞歴、２００６年第９回岡本太郎記念現代芸術大賞展準大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[yoyoyon29]

･7人の執筆者が一人の作家について書いている。少しずつ違う視点が楽しめるし、視点が違っても論点が焦点化していく分、論点が重層的に見える。 ･美術学校の特徴と作家の個性が絡まりあうことを積極的に利用する観点は、近代美学の歴史を遡るよう。美学では、創造の源泉が神様から作家に移り、現在では模倣と創造は 対立するけど、源泉が神様にある時代には模倣は、創造の模倣。 ･作品の多くが自画像であることも、近代を考えるのによい方法。

2017/12/20