内容説明
元特命全権大使が魂の徹底批判!日本の努力を台無しにした文政権の末路とは。
目次
序章 日韓を「敵国」として引き裂いた文在寅
第1章 前著『韓国人に生まれなくてよかった』の検証
第2章 対北・対米中外交―孤立する韓国
第3章 民主主義の仮面をかぶった独裁政権
第4章 経済と国民生活を破壊する指導者
第5章 日韓関係を崩壊させた無策
第6章 韓国人も日本人も文在寅に「NO」を!
著者等紹介
武藤正敏[ムトウマサトシ]
1948年生。東京都出身。横浜国立大学卒業後、外務省入省。韓国語研修の後、在大韓民国日本国大使館勤務。参事官・公使を歴任。前後してアジア局北東アジア課長、在オーストラリア日本大使館公使、在ホノルル総領事、在クウェート特命全権大使などを務めた後、2010年、在大韓民国特命全権大使に就任。2012年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamatoshiuruhashi
40
日韓関係を大切にしたい武藤氏の無念の声が聞こえてくる。日韓いずれにおいても「人権派弁護士」と言う手合いは社会を壊していくと思うのは私だけか。自分は正しく批判勢力は決して許さないというのが彼らの思考であると体験を以て思う。本書を以て韓国の悪口を書いていると思う人は既にバイアスがかかっているとしか言いようがない。学生のころ「海峡は川なのに」という本を読んだことがある。日韓は本来もっと良い関係であるべきなのに、何かがあれば難しくなる。そして今、上から目線で石を投げるだけのこの人がそこにいる。2019/08/30
南北
38
文在寅政権について、元外交官による冷静な分析が書かれている本です。文政権の問題点だけでなく、一定の支持率を得ている理由も明記されていますし、前著「韓国人に生まれなくてよかった」についての検証もあって、韓国の実情を知りたい人には最適な本です。最終章は「ろうそく革命」によって成立したことを根拠に自分たちが何をしても正しいと考える夢想家の政権とどう向き合えばいいのか著者の提言が書かれています。韓国の失政に快哉を叫ぶ人たちだけではなく、冷静に話し合うべきだと主張する人たちにもお勧めできる本です。2019/08/04
ばんだねいっぺい
20
gsomia 破棄があり、いろいろと知りたくて、手に取ったが、冷静な分析よりも、全部がそうではないが、ただ、悪口を書いているようにしか、感じなかった。知りたかった文大統領の人となりは、見えてこなかった。2019/08/23
謙信公
17
前著で「北朝鮮しか頭にない文大統領で日韓関係は悪化する」と予言した著者が、就任から2年を経た文在寅の支離滅裂ぶりを「現実無視」「国益無視」「二枚舌」「無謬性と言い訳」「無為無策」の5つのキーワードで暴き出す。悪化どころか、最悪にした。韓国国内を分断し、国民生活を困窮させ、北朝鮮を温存、日韓関係を破壊し、北東アジアの安全保障を混乱させながら、自身は「正しい理念」の実践と信じている。日本でも風に流されて民主党政権を選んでしまった苦い経験がある。最後に韓国人に問う。「これは、あなたがたが望んだ大韓民国ですか?」2021/08/31
トラ
13
韓国を想うからこそ書いた、という著者の気持ちを感じました。現実的な考えもなく理念と理想だけで突っ走る文大統領が一刻も早く辞めない限り、韓国国民は損をし続けるかもしれません。著者は「日韓断交は反対だ」と述べていますが、下手したら向こうから一方的に断交を迫るかもしれないくらい、メチャクチャな人物だと感じます。2019/10/12