内容説明
日本をダメにしたいフェイク報道に騙されるな!元スーパー官僚・総理の御意見番が読み解く日本と世界。
目次
第1章 トランプの米国を読み解く
第2章 ドイツ一人勝ちのヨーロッパを読み解く
第3章 激動のアジアを読み解く
第4章 日本を取り巻く難問の本質
第5章 危うい小池都政を読み解く
第6章 日本のフェイクニュースを暴く
著者等紹介
高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。数量政策学者、(株)政策工房会長、嘉悦大学教授(政策研究)。東京大学理学部数学科、経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省入省。理財局資金企画室長、内閣府参事官などを歴任した。2008年退官。2008年『さらば財務省』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
18
【4章から6章まで読了】高橋氏の用いる「国際標準」という言葉が非常に引っ掛かる。例えば「パチンコは国際標準のバクチではないからよろしくない」というニュアンスでパチンコ産業を否定している。だがその国ごとに独自の文化があって当然ではないか。何が悲しくてアメリカにとって都合がよく日本人が不利になるルールを手放しで受け入れなければならないのか?同じように「民営化が国際標準だから日本郵政国営化は度し難い」というロジックも滑稽だ。そんなにアフラックを儲けさせたいのか?国際標準というバズワードはもうやめにした方がよい。2018/02/25
hk
18
3章まで読了。【備忘記】「森友学園問題から加計問題への付け替えは財務省の誘導工作?~消費税増税に二の足を踏む安倍首相と財務省の同床異夢~」森友学園問題とは近畿財務局所有の土地を安倍首相の知己が安価に払い下げを受けたのではという疑惑だ。これは安倍首相が追及されると同時に財務省も指弾される諸刃の剣であった。財務省は消費税増税に及び腰の安倍首相を牽制したい。そこで格好のネタとなったのが加計学園問題だ。これには財務省の不手際は内在されておらず安倍首相の関与が疑われるため、この問題で森友問題に蓋をしたフシがある。 2018/02/16
mazda
17
トランプが話す英語のことに触れていますが、まさに高橋さんのおっしゃる通りだと思いました。トランプは言うことが過激なことがクローズアップされていますが、そこではなく、使っている言葉の簡単さが重要だと言うことです。これは、大統領(候補)という立場になる人は、できるだけ多くの人に自分の意思を理解してもらうため、わざとやさしい言葉を使うと言われているからで、オバマやヒラリーとは対照的です。このおかげで当選したのだと思いますし、自分を支持した人たちが支持している政策を粛々と行うのはまさに民主主義。トランプはすごい!2018/09/12
book_stock
6
経済を知り尽くした著者による日本や世界情勢解説本! 賃金上昇はいつどうやって起きるのか?という経済状況からトランプ大統領、モリカケ問題と幅広く解説してくれています。高橋さんは、深いところまで調べて事実に基づいた意見を述べるので、マスコミよりも正確だと思います。マスコミがいかにいい加減かがわかります。フェイクニュースに騙されないようにするためにも読んでおくと良いでしょう!2018/10/14
ミガーいち
5
勉強になった。マスコミはもっと勉強して欲しい。星42018/02/22
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- 浄土双六 文春文庫