内容説明
日本人はなんとなく「日中戦争は日本の侵略戦争だった。中国には謝罪すべきだ」と思っていないか。昭和十二(一九三七)年八月十三日、在留邦人三万人が逃げ込んだ上海の日本租界に、突如約五万人の中国軍精鋭部隊が、条約を破って襲いかかった。守るはたった四千人の海軍特別陸戦隊…。ここから日本兵四万人以上の死傷者を出した三か月に及ぶ大激戦が始まった。日本軍の南京攻略は侵略ではなかった!
目次
序章 知多半島に眠る兵士たちの石像
第1章 上海の死闘
第2章 中国のドイツ軍事顧問団
第3章 大消耗戦になった上海での戦い
第4章 日独防共協定と日本の抗議
第5章 中国軍潰走とドイツ顧問団のその後
著者等紹介
阿羅健一[アラケンイチ]
近現代史研究家。1944年、仙台市生まれ。東北大学文学部卒。近代アジア史を中心に研究を続ける。南京事件の専門家。「日本の名誉を守る国民の会」会長ほか保守派の論壇人として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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