内容説明
『般若心経』には不思議な魅力がある―。唱えれば、ふっと心が軽くなる。書き写せば、苦しいとか、悲しいとか言っている自分がちっぽけに感じてくる。僧俗に問わず唱えられる“国民のお経”には、「生き方の指針」が示されている。
目次
第1部 『般若心経』を読む(『般若心経』とは、どんなお経?;観自在菩薩さまは、どのようにして苦しみを克服したのか?;苦しみの根元がわかれば、幸せへの道が見えてくる;苦しみを取り除くための考え方とは?;お釈迦さまの励ましの言葉)
第2部 玄奘三蔵に学ぶ(玄奘三蔵と私の不思議なご縁;若き日の玄奘三蔵が直面したもの;私が体験した自分の限界;再び観自在菩薩について;私が大切にしている「法」;仏教は「予習学」)
著者等紹介
大谷徹奘[オオタニテツジョウ]
奈良・薬師寺僧侶。1963年、東京都江東区生まれ。高校在学中、17歳のときに薬師寺の故・高田好胤和上に師事、僧侶となる。龍谷大学文学部仏教学科卒業後、同大学院修士課程修了。1999年春から全国各地で「心を耕そう」をスローガンに法話行脚を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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