内容説明
ゾロアスター教徒から驚天の諜報網と無尽の資金力ウイグル・契丹・突厥ら異民族から強大な軍事力を得た悪食の巨魁・安禄山が、漢人官僚帝国唐を食い尽す!賄賂・謀略・暗殺を駆使した手練が惨烈な安史の乱を招き楊貴妃と玄宗は長恨にまみれ、死に追いやられてゆく―。鬼才東郷隆が17年の構想を解き放つ、渾身の歴史巨編。
著者等紹介
東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年神奈川県横浜市生まれ。國學院大學卒。同大學博物館学研究助手、編集者を経て作家に。’93年に『大砲松』で第15回吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて侯―銃豪 村田経芳の生涯』で第23回新田次郎文学賞、2012年『本朝甲胄奇談』で第6回舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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