肥満―梟雄 安禄山の生涯

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肥満―梟雄 安禄山の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 403p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784908110009
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ゾロアスター教徒から驚天の諜報網と無尽の資金力ウイグル・契丹・突厥ら異民族から強大な軍事力を得た悪食の巨魁・安禄山が、漢人官僚帝国唐を食い尽す!賄賂・謀略・暗殺を駆使した手練が惨烈な安史の乱を招き楊貴妃と玄宗は長恨にまみれ、死に追いやられてゆく―。鬼才東郷隆が17年の構想を解き放つ、渾身の歴史巨編。

著者等紹介

東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年神奈川県横浜市生まれ。國學院大學卒。同大學博物館学研究助手、編集者を経て作家に。’93年に『大砲松』で第15回吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて侯―銃豪 村田経芳の生涯』で第23回新田次郎文学賞、2012年『本朝甲胄奇談』で第6回舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mzo

9
新聞の書評を見て。安禄山の生涯を単なる悪人と描いていないのは評価。ただ、この素材なら、より面白く描けそうな気がします。特に安史の乱に踏み込むあたりがあっさりしてて、なんとなく勿体ない。もっと熱くも、悲しくも、あるいは醜くも好きなように描けると思うんだけどなぁ。2015/02/27

クサバナリスト

6
朝日新聞の書評に掲載されたもの。著者初読み。安史の乱の背景など知らなかったことが多く興味深く読んだ。ただし、人名、役職、地名などの漢字が難しかった。タイトルの肥満と表紙の痩せた安禄山の絵が相反するものだったが、読み終えてその意味することが分かった。2015/01/09

サケ太

5
唐の時代。安史の変を起こし、唐に大打撃を与えた安禄山の生涯を描いた作品。細身の男。ソグド人と突厥系の混血。商人だった彼は全てを失い、盲目の僧グプタの言葉に導かれ、軍人となる。安禄山はグプタから、肥満を戒められたていたが、大敗北を喫し、命の危機に晒され、その野望を、その身体を肥大化させて行く。史料を出して、安禄山という人物が中国の歴史の中でどのように捉えられているかを説明し、人間らしい、梟雄安禄山を描いている。はじめて読む時代の小説。聞き覚えのない地名、人物、出来事が新鮮。難しい部分もあったが、面白かった。2015/07/20

mushoku2006

5
安禄山を主人公にした小説を読むのは初めてかもしれない。 無論、主要な登場人物として、であれば、そうでもないのですが。 安禄山が太っていたと言うのは聞いたことがあるけど、 ここまで太っていて、糖尿病も患っていたのか? それは知らなかったな。 しかし、玄宗皇帝がここまで安禄山を寵愛したのはなんでだったんだろう? よほど人に愛されるキャラだったのだろうか? あと、これは仕方がないのですが、 登場人物の名前や役職に当て字が非常に多く、 えらいこと読み進めにくかった。 2015/01/08

桔梗屋

2
「反逆者」と呼ばれた人達の生涯に心惹かれるのは、自分の遠祖が平将門だから、ってのが確かにあるんだろうなあ。ま、嘘だろうけど。で、唐帝国を滅亡へと導く端緒となった安史の乱の首魁・安禄山。タイトル通りの大兵肥満として語られてきたけど、そうなるに至った過程が、忠誠を誓ったはずの玄宗と楊貴妃への反逆に向かわざるを得なかった心理に結びついてて泣ける。遠い昔、『西遊記』のゲームシナリオ書いた時、玄宗と楊貴妃、安禄山と史思明を三蔵一行に絡ませて話を書きたかったんだよね。この作品の安禄山は、まさにそのイメージに近いです。2019/02/22

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