スリップの技法

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スリップの技法

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908087073
  • Cコード C0095

内容説明

書店という現場の可能性を再発見する「書店員必携の書」。お客様の無意識を読み解き、仮説を立て、仕入れ、店の売上を伸ばす。その起点となる「スリップの読み方」を113枚の実例を素に具体的に解説。「書店の棚づくりの発想法」を知りたい読者も必読の書。

目次

まえがき
第1章 入門 僕はどうやってスリップに出合ったか(初体験;帰りの電車内で読む;「チンタラ仕事」を見直すきっかけ;新人に教える仕組みは;スリップとはそもそも何か;役割は終わった?)
第2章 基礎 書店員24時「いつ、どこでスリップに触る」(起きてから店に着くまで;開店前;「雑誌スリップ」の使い方;「必備スリップ」の機能;正午のレジでスリップを見る;休憩時間にしていること;なぜ店内を「回る」のか;15分間の新刊講評;遅番にしてもらうこと;発注作業;家に帰るまでの間に;書店員の休日)
第3章 実戦 スリップ60セット113枚にメモを書く(A 備忘のために;B 業務連絡;C 連想の引き金;D 読者像を描き出す)
第4章 応用 POSとの連携(POSは「なぜ」便利なのか;1 書目ごとの売上数を調べる;2 毎日の新刊を漏らさずチェックする;3 他店のジャンル別売上一覧;4 自店の売上金額やその内容を、時期ごとに比較する;「昨対プラス10万円」の作り方;5 スリップから得た仮説の検証;6 スリップで気になったキーワードから既刊を掘り出す;他に使ったほうがいい電子情報)
あとがき

著者等紹介

久禮亮太[クレリョウタ]
1975年、高知県生まれ。早稲田大学法学部中退。97年、あゆみBOOKS早稲田店にアルバイト勤務。三省堂書店八王子店に契約社員として勤務したのち、2003年よりあゆみBOOKS五反田店に正社員として勤務。2010年より同社小石川店店長。14年退職。15年、「久禮書店」の屋号でフリーランス書店員として独立。神樂坂モノガタリ(東京都新宿区)などで選書、書店業務一般を行うほか、長崎書店(熊本市)などで書店員研修も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

50
束ねられた“スリップ”を日々チェックしてきた元書店員が、スリップの最大利用方法を提案する一冊。著書曰く【スリップに書き込むメモは仮説ときに妄想】実際に書き込んで利用したスリップを例に、解説を繰り広げるのだがこれが面白かった。まとめ買いのスリップがあれば(小川洋子、江國香織)、その傾向で雰囲気が似ている作家の棚を作ろうとか。棚挿しが三回も売れた理由に気付き、お客の選書眼に脱帽するなど、スリップの情報から連想が連想を呼ぶ様を楽しませて頂いた。書店員には発想を仕掛け、一般読者には選書開拓の一助になると思います。2017/12/08

鱒子

46
当方、集◯社も講◯社みたいに版元でシュリンクしてくれたら良いのにーーと思っている あまちゃん書店バイト。だってうちの店シュリンカーないんですよぅ。手作業ビニールなんですよぅ。POSとハンディによる書籍管理が当たり前の私には、スリップというのは旧時代の遺物かと思っていました。特に雑誌スリップを作るという発想にはビックリ!仕事というものの根本を見つめる本。本っ当に とっても勉強になりました。2017/12/26

よっち

40
以前スリップ中心からPOSへ移行しつつある時期まで書店員だった身としては、今はいろいろ手法も変わってきているだろうなとも感じつつ、でもこの本に出てくるのはかつてのスリップに対する懐古の想いではなくて、スリップから見えてくる情報を今の現状に即した形でいかに活用していくのかという姿が描かれていました。著者さんのストイックで無駄のない仕事ぶりにも驚かされますが、積み重ねた経験に裏打ちされたその着想やメッセージが凄まじいです。自分も本の仕入れの仕事をするようになってわりと長いですが、とても刺激を受けた一冊でした。2017/12/24

ユメ

32
スリップから得られるデータをいかにして活用するかという解説。実際に著者が書きこみをしたスリップが多数掲載されており、眺めていてわくわくした。まとめて買われた本のスリップの組み合わせから、読者像を推理したり、並べて仕掛けたら売れそうな本を考えたり、様々な読み解き方が可能なことがわかる。スリップから著者がいくつものキーワードや類書を連想し、平台のアイディアを出していくのに感嘆した。とてもクリエイティブな仕事だ。本と本に繋がりを見出し、アイディアを広げていく姿勢は、書店員でなくとも、本を読む者として見習いたい。2018/04/13

ステビア

24
書店員は購書空間の編集者2022/11/05

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