出版社内容情報
本を1冊読んだ人に「次の本との出会い方」を案内する読書技術ガイド。作家、ジャーナリスト、研究者……87人、すべて書き下ろし。
苦楽堂[クラクドウ]
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内容説明
「一冊は読んだ。でも、次にどんな本を読むといいのか、わからない」。何人もの高校生、大学生から聞いた言葉です。いや、学生さんだけじゃないですね。社会人の方からもよく聞きます。この本は、そんな皆さんのためにつくりました。この本の中からぜひ、あなたに合った「次の本との出合い方」を発見してください。84人の「読み方案内」すべて書き下ろし。
目次
『武蔵野』から『森を読む』へ―「森」と名がついた本を手当たり次第に探してみると(赤坂憲雄)
『「源氏物語」の色辞典』から『源氏物語』へ―想像の補助線を手に入れて王朝絵巻を読む(秋尾沙戸子)
『経済学の船出』からドラッカーの著作集へ―ターゲットを微妙にずらす。これが私の「読書のしりとり」(石井淳蔵)
「宗像教授シリーズ」から『驚きの介護民俗学』へ―なぜ「似たようなタイトルの本」は面白くなかったのか(石黒格)
『権力を取らずに世界を変える』から『権威と権力』へ―八四歳の書店主が教えてくれたロングセラー(石橋毅史)
『にんげんだもの』から『左遷の哲学』へ―一冊目を読んでいなければ「成功者の本」と思ったかもしれない(和泉法夫)
名前を忘れてしまった問題集から『氷壁』へ―「長文読解」の出題に惹きつけられ、私はすぐに本屋に行った(磯辺康子)
『これは恋ではない』から『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』へ―一二年後、好きだった本の続編が家に届いた(磯部涼)
『聞き書 福島の食事』から『宮本常一講演選集』へ―専門図書館で教えてもらった、心が熱くなる柿の木の話(井上理津子)
『銀の匙 Silver Spoon』から『里山資本主義』へ―「あの人のホンネを知りたい」好奇心が引き合わせてくれた本(牛窪恵)〔ほか〕
感想・レビュー
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佳音
KAZOO
ばりぼー
綾
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯