内容説明
その処方待った!これでは症状が改善しない。経験豊富な内科医が“ナゾ処方”、“ワンパターン処方”、“前医への忖度処方”など医療現場で見た誤った薬剤の使い方を鋭く解説。研修医はもちろん、医療関係者必読の書!
目次
1 小児編(嘔気や嘔吐に関係なく感冒にはプリンペラン?錐体外路症状をご存じない?;1歳児に慢性副鼻腔炎で抗菌薬 副鼻腔がないのに蓄膿?;明らかな部分てんかんにVPA てんかん治療の基本;熱性けいれんはダイアップ座薬 ガイドラインを知らず、どんな症例でも;実在しない咳止めテープ 気管支拡張剤は末梢性鎮咳薬ではない ほか)
2 成人編(成人に子どもの投与量で鎮咳薬 そもそも有効性のエビデンスはない;ACE阻害薬による咳に去痰薬と鎮咳薬を処方するむだ;効かない消化管運動改善薬?薬用量と服薬方法;うつ病治療に無視された糖尿病 うつ症状は糖尿病の症状の一つです;うつ病治療で大爆発 向精神薬の処方をされたアルツハイマー病 ほか)
著者等紹介
橋本浩[ハシモトヒロシ]
昭和35年7月13日京都市生まれ。医療法人恵生会恵生会病院内科。昭和62年3月奈良県立医科大学卒業。同大学小児科に入局し研修。平成元年1月から国立療養所福井病院小児科勤務。平成7年1月から福井県敦賀市で、はしもとこどもクリニックの管理医師として内科と小児科で10年間診療に従事。加賀美(上海)医療諮迅有限公司総経理(現地法人社長)として勤務する傍ら、上海南亜医院日本人診療部やセントミカエル病院(中文名称:上海天檀普華医院)小児科・内科総合診療科などに勤務。平成23年3月に帰国後は、北海道の町立別海病院小児科や奈良県の東生駒病院小児科・内科・リハビリテーション科に勤務。さらに東大阪生協病院、北海道の八雲町熊石国保病院にて内科医、小児科医として勤務し、令和に入って奈良県の医療法人果恵会恵王病院などでコロナ対応を含め内科医として勤務した後、令和4年6月から東大阪市の医療法人恵生会恵生会病院に勤務。また大阪府下のいくつかの市町村の休日急患診療所小児科にも勤務している。所属学会:日本小児感染症学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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