チェ・ゲバラとキューバ革命―ポスタルメディアで読み解く

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  • サイズ A5判/ページ数 696p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908073526
  • Cコード C0022

出版社内容情報

2018年、ゲバラ生誕90年。2019年、キューバ革命60年。記念出版。ゲバラの生涯を郵便資料でたどる異色かつわかりやすい…2018年、ゲバラ生誕90年。2019年、キューバ革命60年。記念の年に満を持してのゲバラ本。

盟友フィデル・カストロのバティスタ政権下での登場の背景から、“エルネスト時代”の運命的な出会い、モーターサイクル・ダイアリーズの旅、カストロとの劇的な邂逅、キューバ革命の詳細と広島訪問を含めたゲバラの外遊、国連での伝説的な演説、最期までを郵便資料でたどる。冷戦期、世界各国でのゲバラ関連郵便資料を駆使することで、今まで知られて来なかったゲバラの全貌を明らかする。

はじめに

第1章 フィデルの登場

第2章 エルネストから“チェ”へ

第3章 グランマ号の革命

第4章 農業改革とキューバ親善使節団

第5章 プラヤ・ヒロン

第6章 踏み絵になったゲバラ

第7章 ミサイル危機

第8章 国連総会での演説

第9章 別れの手紙

第10章 ここにいるべき人物がいない。それはチェだ

第11章 俺はただの男にすぎない。撃て!

第12章 「英雄的ゲリラ」の半世紀

内藤 陽介[ナイトウ ヨウスケ]
著・文・その他

内容説明

ありったけの革命的情熱をこめて君を抱擁する…かつてジョン・レノンが「あのころ世界で一番カッコいいのがエルネスト・チェ・ゲバラだった」と語った革命家の生涯を郵便資料を駆使して丹念にたどり、現代史、冷戦史の中に新たなゲバラ像を浮かび上がらせる異色の本格評伝。

目次

フィデルの登場
エルネストから“チェ”へ
グランマ号の革命
農業改革とキューバ親善使節団
プラヤ・ヒロン
サルサはノー
ミサイル危機
国連総会での演説
別れの手紙
ここにいるべき人物がいない。それはチェだ。
俺はただの男にすぎない。撃て!
「英雄的ゲリラ」の半世紀

著者等紹介

内藤陽介[ナイトウヨウスケ]
1967年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会員。株式会社フジホールディングス(旧称:フジインターナショナルミント株式会社)顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、研究・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

27
著者は郵便学者。「英雄的ゲリラ」と称されるチェ・ゲバラの生涯を辿り、キューバ革命のみならず南米やアフリカでの米帝国主義との戦いも振り返る。なんと言っても本書の特徴は、切手を中心とした郵便物を資料として活用することで、ビジュアル的に当時の関係各国の政治姿勢なども垣間見えるところ。郵便物が多面的なメディアとしての役割を果たしていたことも見て取れる。◇カメラマンのアルベルト・ディアス・グティエレスが撮影した一枚のゲバラの肖像写真が、後にアイコンとして世界に広がる過程は大変興味深いものがある。2021/04/11

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