日本古代史集中講義―天皇・アマテラス・エミシを語る

個数:

日本古代史集中講義―天皇・アマテラス・エミシを語る

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908073373
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

日本国家の起源は? 日本人の起源は? そして私の起源は? 古代史の欺瞞を正し、明確な答えを導き出しながら学界からは黙殺される石渡信一郎氏による一連の古代史関連書の多くに編集者として携わり、氏の説に独自の視点を加え、深化させ、自らも約20点の古代史本をものした著者によるわかりやすい講義録。

第?章 隅田八幡鏡と継体天皇

1 皇紀二六○○年と〈私〉

2 日本国家の起源=万世一系天皇の物語

3 冊子『国宝人物画像鏡の出土地「妻之古墳」の研究』

4 私の出版経歴と三一書房創業者竹村一と日本消費者連盟

5 『あぶない化粧品』の著者にして友人の船瀬俊介さん

6 原田大六の『邪馬台国論争』と菅江真澄の郷土史

7 石渡信一郎の『応神陵の被葬者はだれか』

8 私家版『日本古代王朝の成立と百済』の挨拶状

9 隅田八幡鏡銘文はいかに解読されたか

10 「記紀」にも登場しない「日十大王」とはだれか

11 隠された辛亥(531)年のクーデター

12 『宋書』倭国伝の冠軍将軍=余紀が継体天皇

13 隅田八幡鏡は東アジアの歴史を知る不朽の宝

14 「もののあわれ」がわかる継体天皇の即位



第?章 二つの渡来集団による日本古代国家の成立

1 日本古代国家の成立と天皇の起源を知る命題

2 奈良纏向の王都をつくった加羅系渡来集団

3 三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏からもらった鏡ではありません

4 大和川と石川が合流する一帯は倭王済の本拠地

5 倭の五王を「記紀」の天皇に当てはめるのは間違いです

6 蓋鹵王の弟昆支王(倭王武)は百済の左賢王です

7 昆支王と余紀はいつ倭国に渡来したのか



第?章 アマテラスの正体

1 三つの仮説、石渡説・井原説・フロイト説

2 フロイトの心的外傷の二重性理論

3 溝口睦子の『アマテラスの誕生』

4 「記紀」のアマテラスとタカミムスヒ

5 倭王武=雄略天皇、雄略天皇=ワカタケル大王?

6 倭の五王「讃・珍・済・興・武」と古田武彦の九州王朝説?

7 邪馬台国の女王卑弥呼=神功皇后?

8 倭王旨=崇神天皇の墓は箸墓古墳です

9 ワカタケル大王(欽明)による辛亥=五三一年のクーデター

10 伊勢神宮の内宮は外宮とどこが異なっているのか



第?章 エミシはなぜ天皇に差別されたか

1 存在の故郷と私

2 心象風景としての横手盆地 

3 横手盆地の古代・中世の歴史

4 大人になって故郷を書く

5 昆支王=応神天皇=八幡神が意味するものは?

6 源氏三代頼信・頼義・義家の始祖応神天皇

7 エミシ攻略のための雄勝城柵と鎮守将軍藤原朝?

8 雄勝城(柵)の拡大と鹿島祭り

9 前九年の役と後三年の役

10 エミシは何故どのように差別されたか



〈附章〉 万世一系天皇の歴史と津田左右吉

1 「皇室典範」改正論議

2 不敬罪事件

3 万世一系の思想

4 戦後政治状況と津田左右吉の思想の齟齬

5 家永三郎の指摘

6 丸山真男の「超国家主義の論理と心理」

7 天皇機関説と右翼の攻撃

8 『聞き書 南原繁回顧録』

9 象徴天皇制と、天皇生前退位論

林 順治[ハヤシ ジュンジ]
旧姓福岡。1940年東京生まれ。東京大空襲一年前の1944年、父母の郷里秋田県横手市雄物川町深井(旧平鹿郡福地村深井)に移住。県立横手高校から早稲田大学露文科に進学するも中退。1972年三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年3月退社。
著書に『馬子の墓』『義経紀行』『漱石の時代』『ヒロシマ』『アマテラス誕生』『武蔵坊弁慶』『隅田八幡鏡』『天皇象徴の日本と〈私〉1940-2009』『八幡神の正体』『古代 七つの金石文』『法隆寺の正体』『アマテラスの正体』『ヒトラーはなぜユダヤ人を憎悪したか』『猫と坊っちゃんと漱石の秘密』『日本古代国家の秘密』『エミシはなぜ天皇に差別されたか』『沖縄!』『日本古代史問答法』(いずれも彩流社)。『応神=ヤマトタケルは朝鮮人だった』(河出書房新社)。『日本人の正体』(三五館)。『漱石の秘密』『あっぱれ啄木』(論創社)。『仁徳陵の被葬者は継体天皇だ』(河出書房新社)。

内容説明

私たちはどこから来たのか?「日本」そして「私」の源流を遡る、古代史の真実を熱く語る。

目次

第1章 隅田八幡鏡と継体天皇(皇紀二六〇〇年と“私”;日本国家の起源=万世一系天皇の物語 ほか)
第2章 二つの渡来集団による日本古代国家の成立(日本古代国家の成立と天皇の起源を知る命題;奈良纏向に王都をつくった加羅系渡来集団 ほか)
第3章 アマテラスの正体―伊勢神宮はいつつくられたか(三つの仮説、石渡説・井原説・フロイト説;フロイトの心的外傷の二重性理論 ほか)
第4章 エミシはなぜ天皇に差別されたか(存在の故郷と私;心象風景としての横手盆地 ほか)
附章 万世一系天皇の歴史と津田左右吉(「皇室典範」改正論議;不敬罪事件 ほか)

著者等紹介

林順治[ハヤシジュンジ]
旧姓福岡。1940年東京生まれ。東京大空襲一年前の1944年、父母の郷里秋田県横手市雄物川町深井(旧平鹿郡福地村深井)に移住。県立横手高校から早稲田大学露文科に進学するも中退。1972年三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年3月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miura

0
実在する天皇の間に架空の天皇を挟んでいるらしいのが不思議だなと思った。2022/01/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11580728
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品