内容説明
抽象画はむずかしくない!日常風景の中に抽象的な美しさはいくらでも潜んでいる。大切なのはそのことに気付くかどうかだけ。抽象画の技法をやさしく伝える初めての書!
目次
第1章 絵画視点の変え方―手で考える(街で拾った抽象画;風景を接写して見ると;表現するということ;実景から生まれた抽象画 ほか)
第2章 形からの解放とこだわり方―手で考える(視点を変える;日本人の抽象性;まるさんかくしかく;手で考える ほか)
著者等紹介
金子善明[カネコヨシアキ]
1948年、大分県湯布院生まれ。1972年、武蔵野美術大学専攻科油絵修了。1974年~82年、パリ滞在。1975年、エコール・デ・ボザール(パリ国立美術大学)入学。1982年、帰国後作家活動にはいり、絵画教室も主宰。トラジャシリーズ(ミクストメディア=混合技法)など作品多数。現在、武蔵野美術大学、橿原学院高校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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△土器土器ぴらみっど▼
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“子供が描くように”描く、って簡単そうに見えて案外難しいものですよね。私もできることなら本当はもっとそうしたいのですが。。ある巨匠と同じく、最終的に行き着きたい所はそこなのかも。どんなに難しい本なのかと身構えて読み始めましたが内容は至ってシンプルです。画風は渋め。2021/04/18
十日家sakana
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図書館で一気読み。抽象と具象の違いをとやかく言うような、枠に囚われない自由な表現こそが、美術の神髄ではないか?と言うような、金子氏の作品制作に向かう深いものが感じ取れた。購入することにする。2019/09/14
Rieko Ito
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テクニックの種類が少なく、ちょっと内容が薄いかな。掲載されている絵の色彩が鮮やかなものは少なく、くすんでいるものが多いのが残念。2018/12/10
_sakadon_
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身近なものも接写すると見え方が変わって抽象画みたいだよってやつ。2018/05/01