内容説明
アウシュヴィッツ強制収容所の実態を、主に収容者の手紙の解析を通して明らかにする郵便学の成果!手紙以外にも様々なポスタルメディア(郵便資料)から、意外に知られていない収容所の歴史をわかりやすく解説。
目次
1 “アウシュヴィッツ”以前(シロンスクの小邦;ハプスブルク帝国の国境;ユダヤ系住民の葉書;第一次大戦中の検閲印;ハプスブルク帝国の崩壊とポーランドの独立)
2 強制収容所(オシフィエンチム占領;強制収容所のルーツ;ダッハウ・モデル;推奨のよるとユダヤ系ポーランド人;アウシュヴィッツ強制収容所の創設;アウシュヴィッツ第一収容所;アウシュヴィッツ第二収容所(ビルケナウ)
アウシュヴィッツ第三収容所(モノヴィッツ)
アウシュヴィッツ収容所の終焉)
3 アウシュヴィッツの手紙(“アウシュヴィッツ”初期の葉書;アウシュヴィッツかオシフィエンチムか;クリスマスと小包;収容者の差し出した葉書;差出地を偽装した葉書;女性収容所からの葉書;一九四三年のレターシート;一九四四年のレターシート;アウシュヴィッツに動員されたフランス人)
4 戦後ポーランドとアウシュヴィッツの切手(ベルゲン・ベルゼンとアウシュヴィッツ;ポーランドの共産化;戦後ポーランドのポグロムとヘス裁判;ゴムウカ政権下のアウシュヴィッツ切手;アウシュヴィッツの聖者;ピレツキの名誉回復)
著者等紹介
内藤陽介[ナイトウヨウスケ]
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文藝家協会会員。フジインターナショナルミント株式会社顧問。切手などの郵便資料から、国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、活発な研究・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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