出版社内容情報
シリーズ累計26 万部突破!11巻からは装丁も新デザインに!昭和30年代、日本から西ドイツ( 当時) の炭鉱へ派遣された400人を超える労働者の中には創価学会員もいた。ヨーロッパに仏法を弘めることを誓うメンバーに池田は「焦ってはいけない。着実に進めば、道は必ず開ける」と諭す。
地下1000メートル。気温は40度近い。毎日が死と隣り合わせの「戦場」のような炭鉱で働きながら、創価の青年たちは信心を語り広めていく。
「池田大作とその時代」編纂委員会[イケダダイサクトソノジダイヘンサンイインカイ]
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内容説明
世界宗教への飛躍が始まる!!家族や社会が突然切り裂かれ、世界が分断された東西冷戦下。イデオロギーの「壁」を壊し、平和外交に挑む池田と師の励ましに燃え、ヨーロッパ広布の種を植えた人々の群像劇!
目次
第1章 炭鉱の菩薩たち―ドイツ1
第2章 ベルリンの壁を越える―ドイツ2
第3章 難民は“難と闘う”勇者―ドイツ3
第4章 “故郷”をつくる人々―オーストリア
第5章 動乱を生き抜いた人々―中欧・東欧
第6章 “一人”の尊さを知る―北欧
「識者の声」篇 サイフェルト博士と創価学会の出会い(光井安子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
11
11巻はドイツの炭鉱で働きながらドイツ広宣流布を進めた方々、またベルリンの壁を巡る数々の悲劇を越えて闘われた方々のこと、そしてオーストリア、中欧・東欧・北欧と、各国の識者の方々と会見されながら一粒種の地涌の同志に渾身の激励をされる池田先生の姿が綴られる。高い理想をーそれを賢しらぶって嗤う「現実主義者」を見おろしながらー掲げて、仏法を根本に、どこまでも「目の前の一人」を最大に尊敬し、それぞれの地域で信頼される「なくてはならない人」になってゆく果てない努力が、現実を変えてゆく。自分も日々人間革命していこう。2025/06/03
SK
1
P.206 2018.5.32022/03/07