ビジネスセオリー
法務・知財パーソンのための契約交渉のセオリー―交渉準備から契約終了後までのナレッジ

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908069062
  • NDC分類 324.52
  • Cコード C3032

内容説明

世界的な大手総合家電メーカーにて国内外企業との交渉経験豊富な交渉学のプロと、産官学それぞれの業務に携わる弁護士・弁理士が活用している方法論。

目次

第1部 契約交渉の理論(契約交渉の概念;契約交渉と法的アプローチ ほか)
第2部 段階別の方法論(法的アプローチの5段階プロセス;交渉的アプローチの5段階プロセス ほか)
第3部 契約別の方法論(秘密保持契約;売買契約 ほか)
第4部 タイプ別の方法論(提携交渉;クレーム交渉 ほか)
第5部 ストーリーで学ぶ逆引き理論解説(秘密保持から始める提携交渉;共同開発契約の価値とリスク ほか)

著者等紹介

一色正彦[イッシキマサヒコ]
大阪外国語大学外国語学部(現大阪大学)卒業後、パナソニック(株)入社。東京大学先端科学技術研究センター先端知財人材次世代指導者育成プログラム修了。海外事業部門(主任)、法務部門(課長)、教育事業部門(GM)を経て独立。大学にて、研究(専門分野:交渉学、経営法学、リスクマネジメント論、知財戦略論)と教育(担当科目:交渉学、経営法学、企業価値と知的財産、航空技術・政策・産業特論)を行うと共に、企業の交渉戦略や人材育成へのアドバイスを行っている

竹下洋史[タケシタヒロシ]
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、金沢工業大学大学院工学研究科知的財産システム専攻修士課程修了。東京工業大学大学院キャリアアップMOT知的財産戦略コース修了。2000年弁護士登録、2012年弁理士登録。奥野総合法律事務所にて事業再生案件や民事・家事、商事、刑事等の各種案件に従事し、財務省関東財務局理財部金融証券検査官(特定任期付職員)として金融検査業務等を経験後に独立。若林・渡邊法律事務所を経て現在、ルネス総合法律事務所パートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

2
契約交渉について、「法的」「交渉的」「リスクマネジメント的」と3つの視点からアプローチ方法を考察している。個人的には、この3つの視点に分類するのは腹落ちする。仕事をしていて思うが、法務マンや弁護士は、「法的」側面からしか物事を考えない人が多い印象である。本書は、契約交渉という場面を前提にしているが、日々の契約書審査においても、同じような視点からアプローチして付加価値を提供していくことは極めて大事だと思う。いかに、法律の知識やノウハウに拘泥することなく、目の前の事実と真摯に向き合えるかが大事。2018/05/06

IGBB

1
契約交渉の戦略立案にあたり、法的/交渉的/リスクマネジメント的の3つのアプローチを組み合わせた総合的なアプローチを提唱しており、総合案内かつ俯瞰的な本である。各領域の詳細解説はその分野の専門書に譲るスタイルになっているが、参考文献はわかりやすく紹介されている。交渉的アプローチには頁を割いており、アサーティブネスとパターン分類の2つの研究を紹介している。さらに、交渉シナリオを考えるにあたり、リッチピクチャーの描き方もサンプルとして掲載している。一方、ロールプレイ的な台詞回しは掲載されていない。2021/04/19

0
交渉としては、法的アプローチ、交渉アプローチ、リスクマネジメント的アプローチがある。成功率の高い交渉法として、影響者交渉という上か下かのガイドライン、一時的パワー、外部の要因依存、無原則に与えられる力がある。ジェラルド・ザルトマン教授の非言語コミュニケーションについて書かれている。全体的に、法学要素を真ん中にもってきて、理論ではないセオリーで挟んでいるという本の構成である。契約理論と思って手に立ったのは見当違いだった。2015/02/12

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