出版社内容情報
フランス在住の画家が描く、現実と幻想の間から溢れ出る表情豊かでビビットな作品が、キュートでゴージャスな装いで一冊に。フランス在住の画家・田中麻記子の2冊目となる作品集は、パリのさまざまな風景や人物と、彼女が学生時代から親しんできたフランス文化の残像が、ときに現実的に、ときに幻想的に、キュートでダイナミックに展開されます。
近年では、資生堂「花椿」ウエブにてアニメーションを展開したり、『朝日新聞』「歌壇・俳壇」の挿絵を担当するなど、シンプルな線を用いて、あえて「イラストレーション」と呼ばれる表現をすることも多く、また、セラミックによる立体作品を発表するなど、その探究心は広がり続けています。
水彩画、鉛筆画、パステル画、セラミックなど、マテリアルの領域を超え、現実と幻想の狭間から溢れ出るイマジネーションが、表情豊かにゴージャスな装いの一冊となりました。
田中麻記子[タナカマキコ]
著・文・その他/イラスト