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内容説明
50年前、ボリビアでチェ・ゲバラと共に行動し、ゲバラから“エルネスト”の名を授けられた日系人がいた。その名は、フレディ前村。日系二世として生まれたフレディは、医者を志し、キューバの国立ハバナ大学へと留学。そしてキューバ危機のさなかにゲバラと出会い、その深い魅力に心酔し、ゲバラの部隊に参加。やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく―。
著者等紹介
豊田美加[トヨダミカ]
文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jin
9
ストーリーの主人公、ボリビア出身の日系人フレディは医学生なのに、キューバ人として、自由のために戦う!もし弱虫の自分なら、自分の夢に従って、帰国して、そのまま医者を目指すだろう!実は本を読む前に、チェ・ゲバラが有名人を知っているだけ、キューバの歴史は全然知らなかった。予備知識がなかった状況で本書を読んでいるうちに、日本とチェ・ゲバラとのつながり、そしてキューバについての歴史を勉強になった。(コメントに続く) 2018/04/22
さぼてん
0
本のタイトルに惹かれて読みました。当時のアメリカや大資本による搾取がいかに過酷だったか。アメリカ・ソ連の大国の傲慢さが書かれていて(簡単ですが)当時の中南米の情勢が分かりました。プロローグにあるゲバラの言葉が印象的です。2019/08/03