七つ空、二つ水

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784908059100
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

かけがえのない日々と自然の営みを静かに見つめ、切り取り続けた歌人・東直子の、心を照らす七十二月の言ノ葉。日々に寄りそう短歌エッセイ。

目次

日隠れる―二〇〇九年
遅い雪降る―二〇一〇年
水荒れる―二〇一一年
空踊る―二〇一二年
風熱く―二〇一三年
山噴く―二〇一四年

著者等紹介

東直子[ヒガシナオコ]
1963年、広島県生まれ。歌人、作家。1996年、第七回歌壇賞受賞。2006年『長崎くんの指(文庫改題『水銀灯が消えるまで』)』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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❁かな❁

131
お気に入りの東直子さんの作品を読むのは6作目。今作は中国新聞連載中のフォトエッセイ(2009年〜2014年まで)。東さんご自身が撮影された写真に短歌を入れたエッセイで歌人の東さんらしく綺麗な文章で静かで丁寧で温かい雰囲気*東さんの短歌の他に古今の短歌も沢山ご紹介されていて東さんの解説でより深く理解できます。短歌はやっぱり素敵*震災の短歌は胸に迫りました。私の去年読んだ本の年間ランキング3位の東さんの『とりつくしま』の舞台化やお気に入りの穂村弘さんを舞台化されたお話などは興味津々!とても観たかったです♪2015/08/29

いつでも母さん

106
『言ノ葉ノ箱』と言うタイトルのままで良かったのに・・エッセイの中の短歌がいちいち良いんだなぁ、これが。なんだかグゥの音もでないほどやられちまった感が大きい。『東風吹かばにほいおこせよ梅の花・・』誰もが知ってる詠から、震災後に高校1年生が詠んだ歌まで、そして四季折々や動物園を守られた世界と言うまで、『生』を感じさせる沢山の短歌たち。こんなにさり気なく、尚かつ活き活きと詠んでみたいものだ。2017/08/29

chimako

80
作者独特の視点で日常を現したエッセイ。1回3ページの短い文章に歌が何首も織り込まれる。和歌と言うのは不思議で、声に出してゆっくり読んでみると情景が浮かびやすい。学校を詠んだ歌に何故か揺さぶられ目頭が熱くなる。子を亡くした母の深い悲しみや後悔に堪えきれず涙がひと粒落ちる。歌を詠む才能も鑑賞する力も無い。が、31文字に映るものの多様さに圧倒されながら読み終えた。強い南風に向かって腕を広げたらまるで馬の首を抱いているようだと謳った小池純代。そんなこと思いもしなかった。小説『いとの家』のハルさんの話も良かった。2018/05/02

モモ

47
エッセイに短歌と東さんが撮られた写真付き。宮沢賢治の短歌の紹介や『いとの森の家』にまつわる話など興味深い。「震災を詠む2013」では、津波で祖父が亡くなり、1か月近く経ってようやく荼毘にふされた祖父を思い高校生が詠んだ『死に顔を「気持ち悪い」と思ったよ ごめんじいちゃん ひどい孫だね』など、壮絶な体験を短歌だからこそ吐き出せたのだろう思いが胸を打つ。日々の何気ない生活がいとおしくなる一冊でした。2020/06/08

まる

25
季節っていいなぁ。つくづくそう思う。各章3ページに凝縮された清楚な表現とまつわる短歌に触れると、しき折々の風景が蘇ってきて、心がしっとりと潤う。 また、この作品は東日本大震災を挟んで6年に亘って綴られた。だから自然や海や地球の力に対する人間の弱さと限界を静かに表現したものも多く、温かさばかりではない。 いくつかの短歌に使われている「かなしみ」という言葉が、ひらがなで綴られると本当にかなしい色になる。秋の夜長。2019/10/03

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