出版社内容情報
音楽で養生する峨眉気功。手印と坐法と旋律の吟唱により、五臓を振動させ、気の流れを調え、身心を安定・強化する。CD付き。この音楽療法は、中国の四大仏教名山の一つである峨眉山を発祥の地とし、八〇〇年の歴史を有する峨眉臨済宗丹道医薬養生学派の功法です。人体の肝、心、脾、肺、腎の五臓のそれぞれのもつ音符(旋律)を発声することで、臓腑を振動させ、身体の気血の流れを改善・強化します。そして、導引煉形、吐納行気、観想存神などの内容が含まれる、専門的な鍛錬と修養の内容をもった養生方法です。
中国の伝統文化思想や理論、方法を包含する、各種の慢性病、難病患者にも適しています。
[CD付き]五行・五音の特徴を組み合わせた五臓養生楽を聞きながら練習。
原著 中国 学苑出版社『五臓的音符ー中医五臓導引本』
序 五臓の音符の思想と実践(鎌田東二)
はじめに
プロローグ 音と養生
音楽理論篇 五音五臓に入る
前奏篇 姿勢、手の形、呼吸
第一楽章 肝臓導引術 GE、WO あなたの肝臓をのびやかにする
第二楽章 心臓導引術 ZHEN、DENG あなたの心の扉を啓く
第三楽章 脾臓導引術 GONG、GUO 後天の本を健康で旺盛にする
第四楽章 肺臓導引術 SHANG、ANG 五臓六腑の「華蓋」を保護する
第五楽章 腎臓導引術
付録 五臓導引術誘導の言葉
後記
解説 いのちの音(稲葉俊郎)
張 明亮[チョウ メイリョウ]
著・文・その他
峨眉養生文化研修院[ガビヨウジョウブンカケンシュウイン]
編集
山元 啓子[ヤマモト ケイコ]
翻訳
内容説明
音楽で養生する峨眉気功。手印と坐法と旋律の吟唱が連動。五臓を振動させ、気の流れを調え、身心を安定・強化する。
目次
プロローグ 音と養生
音楽理論篇 五音五臓に入る
前奏篇 姿勢、手の形、呼吸
第1楽章 肝臓導引術 GE(グァ)、WO(ウォ) あなたの肝臓をのびやかにする
第2楽章 心臓導引術 ZHEN(ヂェン)、DENG(ダァン) あなたの心の扉を開く
第3楽章 脾臓導引術 GONG(ゴン)、GUO(グオ) 後天の本を健康で旺盛にする
第4楽章 肺臓導引術 SHANG(シャン)、ANG(アン) 五臓六腑の「華蓋」を保護する
第5楽章 腎臓導引術 閉気、存思して先天の本を固く護る
付録 五臓導引術誘導の言葉
著者等紹介
張明亮[チョウメイリョウ]
1970年、中国山西省太原生まれ。中医師、導引養生専門家、峨眉丹道医薬養生学派第十四代伝人、北京黄亭中医薬研究院創設者・院長。国家体育総局中国健身気功協会常任委員。日本峨眉養生文化研修院院長、スイス(峨峨眉)丹道中医学院院長、フランス東方文化伝播センター峨眉養生学院院長。フランス、スイス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、アメリカ、カナダなどに赴き、丹道中医学、健身気功、導引養生の普及に尽力している。国家体育総局より「健身気功普及優秀者賞」を受賞
山元啓子[ヤマモトケイコ]
台湾大学文学部中国文学科卒業、同大学院中退。会議通訳、商業通訳、司法通訳などに携わる。また約10余年間、張明亮氏の気功のセミナーの通訳やテキストの翻訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。