出版社内容情報
健康づくりや疾病の治療に直接役立つ陰陽論と五行論を習得し、気功練功者のさらなる気功・中医学への理解を深める。陰陽論と五行論で、宇宙や大自然と、小宇宙であり小自然である人間との不可分な関係を把握します。陰陽・五行を学ぶことによって、気功の究極の目標とする「天地人合一」を知的に把握します。
さらに古典に示される361の経穴を用いた実習をし、鍼灸師や指圧・整体師はこの理論と実技を修得、患者への施術につなげます。
はじめに
第1章 陰陽学説と気功
一 陰陽学説の基本的内容
二 陰陽学説の気功への応用
第2章 五行学説と気功
一 五行の性質と基本的内容
二 気功法における五行学説の応用
第3章 精・気・神学説と気功
一 「精」について
二 気について
気の概念
気の分類
気の人体における生理機能
気と血の関係
三 神について
神の概念
神の分類
元神と識神との関係
神と精・気との関係
神の生理的機能
五臓の「神」
四 「精」「気」「神」と気功の作用
第4章 臓腑学説
一 五臓について
二 六腑について
三 五臓と六腑の関係
臓と臓の関係
臓と腑の関係
第5章 経絡・経穴
一 経絡とは
十二経脈
奇経八脈
二 経穴とは
三 十二経脈中に分布する経穴
手太陰肺経(十一穴)──多気少血
手陽明大腸経(二十穴)──多気多血
足陽明胃経(四十五穴)──多気多血
足太陰脾経(二十一穴)──多気少血
手少陰心経(九穴)──少血多気
手太陽小腸経(十九穴)──多血少気
足太陽膀胱経(六十七穴)──多血少気
足少陰腎経(二十七穴)──少血多気
手厥陰心包経(九穴)──多血少気
手少陽三焦経(二十三穴)──少血多気
足少陽胆経(四十四穴)──少血多気
足厥陰肝経(十四穴)──多血少気
督 脈(二十八穴)
任 脈(二十四穴)
気功外気の医療への応用
気功外気の物質的な基礎
外気の生物に及ぼす影響
外気療法の方法
外気療法の注意事項
内養功 易筋行気法
内養功は大きな体系である
内養功練功法
軟式呼吸(吸─呼─停)
硬式呼吸法(吸─停─呼)
仲里 誠毅[ナカザト セイキ]
1945年生。神戸大学工学部大学院修了。70年代後半から科学と精神世界の境界領域の研究活動に従事し、85年に日本初の気功団体設立に参画。93年に独立し、日本気功科学研究所設立。97年昭和大学医学部にて医学博士号取得。現在、日本気功科学研究所所長、目本内養功研究会会長として気功の研究と普及活動に従事。著書に『気の科学』『気の挑戦』『気功健身法』『よくわかる気功健康法』などがある。
内容説明
これだけは知っておきたい、すぐに役立つ、経絡、経穴、取穴法、病症の基礎知識。
目次
第1章 陰陽学説と気功
第2章 五行学説と気功
第3章 精・気・神学説と気功
第4章 臓腑学説
第5章 経絡・経穴
内養功 易筋行気法
著者等紹介
仲里誠毅[ナカザトセイキ]
1945年生。神戸大学工学部大学院修了。70年代後半から科学と精神世界の境界領域の研究活動に従事し、85年に日本初の気功団体設立に参画。93年に独立し、日本気功科学研究所設立。97年昭和大学医学部にて医学博士号取得。現在、日本気功科学研究所所長、目本内養功研究会会長、上海市気功研究所日本支所長として気功の研究と普及活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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