内容説明
難病を乗り越えた著者が、ダイビングを通して出会う人々。それは身体と心に傷がある人たちだった。難病、不治の病、心の傷…。やがて、海と戯れるうち、彼らに奇跡が起こり始める。海の愛が人を癒し、海の愛が人を力づける。癒された人は、人生を取り戻し、また社会に還っていく。その深さ、静かなる抱擁は、まさに、母なる海の姿、そのもの。「生きること」の真実を記した生命のドキュメント。
目次
プロローグ 海はココロのゴミ箱
第1章 今日限りの命―ギランバレー症候群からの復活
第2章 感動冷めやらず―筋疾患の難病からの奇跡
第3章 不思議なご縁―脳髄液減少症の絶望と未来
第4章 海の母に会いにおいで―事故で全身大怪我からのダイビング復活
エピローグ 私はいらない子?―私が海と出会うまで
魔法の呪文を教えてあげる
著者等紹介
水之京子[ミズノキョウコ]
水中写真家・ドキュメンタリー作家。1957年12月23日東京生まれ東京育ち。JAPAN CMASダイビングインストラクター(コースディレクター)、日本水中スポーツ連盟モノフィンインストラクター、日本写真著作権協会JPCA会員、潜水士、インテリアコーディネーター。日本人初の水中写真競技大会出場にて、アジア大会で銀メダル2個獲得のほか、各種メディアで取り上げられる水中写真家として活動。岩合光昭賞2005ネイチャーフォトコンテスト優秀賞、第44回関東写真協会全国展準優勝受賞をはじめ、視点、東京写真の日、地球の海フォトコンテストなど入賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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