内容説明
現代日本文学史に向けて。1980年代以降を跡づける作家論。
目次
序 「敗戦」から七十五年、その文学風景
第1章 池澤夏樹の文学
第2章 津島佑子の晩年
第3章 立松和平の到達
第4章 中上健次の回帰
第5章 桐山襲のエートス
第6章 干刈あがたと増田みず子
第7章 宮内勝典論
著者等紹介
黒古一夫[クロコカズオ]
1945年12月、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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