内容説明
漢字の移入を受け入れて、日本の書き言葉を組み上げていった過程の一端を、『古今和歌集』『徒然草』から掘り下げてゆく―
目次
第1部 中古の助動詞「べし」についてと意味変化―『古今和歌集』の用例から(漢文訓読にみる「ベシ」;漢語「ベシ」から見る和歌の「べし」;和歌に表れる和語の「べし」;「べし」の歌のそれぞれ)
第2部 陳述副詞と助動詞の構文で見る中古和文について―『古今和歌集』の疑問表現から
第3部 『徒然草』語法から見る兼好の視点、その世界と広がり
著者等紹介
神保輝夫[ジンボテルオ] 
1937年、神奈川県生まれ。神奈川県立湘南高等学校入学。大学卒業後、宇宙・海洋・土木関係の製造業の管理部門で、国内外への発注などを担当。その間に、主に古典、文学関係の書物を渉猟する。60歳で定年退職。退職後は、茶道、読書に親しみ、古典研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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