内容説明
時代が変わっても永遠であり続け、私たちが立ち返るべき拠り所である「知恵」を11人の求道者(ぐどうしゃ)が語る。
目次
知恵の人間学―知恵なくしては救われない
神における「知恵」
知恵のありかをたずねて―創世記・ヨブ記・マタイ福音書・パウロの手紙
知恵は人間を愛する霊である(知恵1・6)―福音書と『福音の喜び』からの問いかけ
キリシタン時代の知恵
天と地をつなぐユダヤ教の知恵―経済と知恵
華やぐ智恵?―“宗教的霊性へと超出する智恵”の原義
人工知能から人工知恵へ
インドの叡智―エコソフィア
平和と喜びをもたらす賢い生き方―アフリカ人の知恵
仏教の知恵―日本に受け入れられた仏教について
著者等紹介
越前喜六[エチゼンキロク]
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科および神学研究科修士課程修了。上智大学文学部教授を経て上智大学名誉教授。専攻は人間学・宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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