目次
ゆるしの秘跡と内的法廷―使徒座に留保された事案の解決法(内赦院、その組織と管轄権;内赦院が管轄する犯罪行為;不適格(irregularitas)
婚姻の根本的補正(sanatio in radice)
ミサの挙行義務
その他の事案
免償)
解説「ゆるしの秘跡と内的法廷における司牧上の留意点」(ゆるしの秘跡の実践にあたって;ゆるしの秘跡における特殊ケース;教会法における制裁と内的法廷;叙階および叙階権の行使に対する不適格と単純障害)
付録
著者等紹介
コンメンツ,カルロス・エンシナ[コンメンツ,カルロスエンシナ] [Commentz,Carlos Encina]
1964年、チリのサンティアゴに生まれる。1995年、司祭に叙階され、リヒテンシュタイン公国ファドゥーツ大司教区に入籍する。1995年~2001年、ドイツのアウグスブルク教区でゆるしの秘跡の祭式者を務める。2006年、ローマの教皇庁立サンタ・クローチェ大学で教会法博士号を取得。以後、使徒座内赦院の評議員を務める。2011年、教皇礼拝堂付司祭に任命される。2014年、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂参事会員に任命される
田中昇[タナカノボル]
1976年、埼玉県に生まれる。1997年、東京、関口教会にて受洗。1999年、早稲田大学理工学部卒業。2001年、同大学院理工学研究科博士前期課程修了(応用化学専攻)。2004年、東京カトリック神学院(現・日本カトリック神学院)に入学。2010年、日本カトリック神学院卒業、東京教区司祭として叙階される。2011年、ローマ教皇庁立ウルバノ大学の神学学士号を取得。同大学へ留学。2014年、同大学にて教会法修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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